下町ロケット (第7話・11/29) 感想

下町ロケット

TBS系・日曜劇場『下町ロケット』公式
第7話『池井戸潤・直木賞受賞作続編~反撃開始!!町工場VS医療の野望』の感想。
なお、原作小説:池井戸潤氏の『下町ロケット』『下町ロケット2 ガウディ計画』は未読。WOWWOW版は未見、ラジオドラマ版も未聴。


一村(今田耕司)や桜田(石倉三郎)の熱意に打たれた佃(阿部寛)は、心臓手術用の新型人工弁を開発する「ガウディ計画」への参加を決意。間近に迫った人工弁の審査の事前面談に向けて動きだす。一方、一村の前に、かつての師で日本の心臓外科医の重鎮・貴船(世良公則)が現れ、人工弁の共同開発を持ち掛ける。だが、以前アイデアを盗用された一村は協力を拒否。怒った貴船は、ガウディ計画を阻止しようと裏で手を回す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前編の悪い部分をそのまま継承しちゃった感じ

うーん、前編?『下町ロケット編』の悪い部分をそのまま継承しちゃった感じ。勧善懲悪を更に濃くした割に前作と似たような台詞ばかりだし、どアップの顔芸の連続も増えてるし、本業が俳優で無い人が目立ってるし…と。ロケット部品開発と医療機器開発とネタは違えど、既視感が漂いまくってるのはどうかと思う。

夢の実現でなく、勝ち負けを描くのは、方向転換し過ぎ

そして、下町工場が社長の「夢」を全社員一丸となって実現させると言う部分が楽しかった前編を、そこは継承せずに、他人の「夢」に感情的に「共感」しライバルたちとの「勝負」がメインの話になったのは大いに残念。夢の実現でなく、勝ち負けを描くのは、方向転換し過ぎではないだろうか。

トントン拍子な話を引き延ばして描いているだけ

私は前編を「いいとこ取りのダイジェスト版」と比喩したが、今作はそれにもなっていない。原作は未読だが、どう見ても立花(竹内涼真)らが佃(阿部寛)と株式会社サクラダを訪れる必然性が唐突過ぎるし、そのあとのオペ室のシーンでの大声で応援するとか、利菜(土屋太鳳)の発言以前に存在の必要性とか、そう言うのがきちんと精査されていない印象が強い。

だから、表面上は紆余曲折しているように見えるが、実際はトントン拍子な話を引き延ばして描いているだけに私には映ってしまう。そう、肝心のところが省略され、不要なところが広げられているから。これ、後編を作らずに佃と財前(吉川晃司)のスピンオフを書き下ろした方がマシだったのでは?

あとがき

全体的に “やり過ぎ” でドラマに入り込めていません。豪華ゲストの正月のかくし芸大会のドラマみたい。とにかく、佃のダメ親父っぷりとか、娘の暴言や彼氏のくだり、確かにあると清涼剤的な効果は認めますが、全体に必要で無いのは前編以上に明らか。ここを削って演出を薄味にすることから始めたらどうでしょう。

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