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5→9~私に恋したお坊さん~ (第7話・11/23) 感想

5→9~私に恋したお坊さん~

フジテレビ系・月9『5→9~私に恋したお坊さん~』公式
第7話『今夜決着負けたら終わり!ラブトーナメント決勝!』の感想。
なお、原作漫画:相原実貴氏の『5時から9時まで』は未読。


高嶺(山下智久)を意識し始めた潤子(石原さとみ)は、その一方で清宮(田中圭)を避けてしまう。そんな中、京都の寺で修行をしていた高嶺の弟・天音(志尊淳)が、潤子の前に現れる。実は天音は、ひばり(加賀まりこ)から、高嶺と潤子を別れさせたら一橋寺の次期住職にすると言われていた。一方、高嶺は寧々(恒松祐里)の誕生日に豪華なパーティーを企画。それを止めた潤子は、高嶺とは価値観が違い過ぎると自分に言い聞かせる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

脚本と演出は、“あの第4話” のコンビで流石の一言

今回第7話の脚本は今回も小山正太氏と根本ノンジ氏、演出は谷村政樹氏。この布陣は、あの “やっと私が見たかった「潤子と高嶺」に出会えた” を創り上げた本作の転換期でもある第4話のコンビ。ってことで、結論から言っちゃうと「流石」の一言の1時間。

“潤子が感じる高嶺との食い違いと隔たり” に拘って正解

潤子「やっぱ、無理だ。
   生きてきた世界が違い過ぎる。
   って言うか、世界観が共有できない」

これ、序盤で潤子(石原さとみ)が「父」印の金麦とカニカマで愚痴るシーンの台詞だ。今回は序盤からコメディエンヌの才能を弾けまくらせて演じる石原さとみさんだが、正にこの台詞が言わんとする、 “潤子が感じる高嶺との食い違いと隔たり” を意図的且つ効果的、そして本格的に描き始めた、そんな第7話だった。

ついにイケメンアイドルのオーラのスイッチが自在に

更に、シリーズ序盤で最大の違和感だった「僧侶がストーカー」と言う部分を完全に拭い去ったのもグッド。そして、一番良かったのは、高嶺を演じる山下智久さんがイケメンアイドルのオーラのスイッチを切って “俳優・山下智久” を熱演したこと。まるで、放送中のドラマ『コウノドリ』での小栗旬さんを感じさせる好演。

この山下さんのオーラスイッチのオンオフと脚本のお陰で、潤子の美しさに一目惚れした恋愛に不器用なお坊さんが第4話に続いて、この第7話にも登場した。『アルジャーノンに花束を』では意図的に常にオフにしていたような演技だったが、今回は場面毎にオンオフそして中間を使い分けてるのが見事。

“俳優・山下智久” を応援する立場としては、俳優として一段ステップアップしたように感じた。是非、このまま最終回まで高嶺を演じ切って欲しい。

これまでで一番ラブコメらしい仕上がり

そして、全体的には、まだ完全とは言えないが、これまでで一番ラブコメらしい仕上がりとなった。惜しむらくは、潤子と高嶺以外の部分が前回よりも増えたこと。しかし、脇役たちのくだりもコミカルな表現になっているために、ラブコメとして成立したと思う。

とにかく、あれこれ描いてはいるが、潤子と高嶺が全体に散りばめられしっかり描かれているし、二人の部分がきっちりと笑いあり涙ありになってるから、ラブコメとして私を含め今回は満足した視聴者が多かったと思う。シリーズ序盤でリタイアしなくて良かった、そう思えた第7話だった。

あとがき

高嶺の弟・天音(志尊淳)の登場と、潤子と高嶺の恋の進展に、桜庭家と星川家(一橋寺)の違いを上手に取り入れた「モテ期到来の女子とイケメン僧侶のラブコメディー」に大きく近づいたと思います。次回にも期待します。

【当blog内の “俳優・山下智久” 最新関連記事 2015/11/04】
「アルジャーノンに花束を」Blu-ray & DVD BOX 発売記念:第6話の新たな感想

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★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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