あさが来た (第47回・11/20) 感想

連続テレビ小説「あさが来た」

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』公式
第8週『京都、最後の贈り物』『第47回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねて来る。梨江はよの(風吹ジュン)に仕事ばかりしているあさのことを深く詫(わ)びる。その後、梨江はあさにしっかり働いてえらいと伝えると、あさは妻としては自信がないと告白する。しなやかな心を忘れたらあかん、と言う梨江は、あさにある物を託す。そして、梨江は新次郎(玉木宏)にくれぐれもあさを頼みますと伝えると、そこにはつ(宮崎あおい)がやってきて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

物語が前進するのは良いこと

今週は通常通りに金曜日が週のまとめって感じ。いろんなことがサブタイトル中の「最後」になって、明日のネタ振りから次週は大きく進むのだろう。とにかく、物語が前進するのは良いこと。それだけは期待通りで文句はない。

『はつが来た』の印象の方が遥かに強く残るのが困る

で、今回の『あさが来た』の15分間だが、冒頭から寺島しのぶさん、中盤から宮崎あおいさんの演技力、安定感、そして超を付けたくなる存在感が発揮され過ぎて、『あさが来た』と言うより『はつが来た』の印象の方が遥かに強く残るのが困ったところ。まあ、そう言う脚本と演出をしているのだから当然なのだが。

加野屋の店先での夕景シーンの演出と芝居は秀逸

例えば、10分過ぎからの加野屋の店先での夕景シーンの特に照明を上手に使った演出なんて見事と言っても良い。夕日は路地の奥から低い位置から当たっており、夕日が沈みかける少し前なのだろう。様々な不安を抱えてやって来た母の梨江(寺島しのぶ)は顔半分は夕日が当たり明るく、逆側は暗めにして心の不安定感を演出。

一方のはつ(宮崎あおい)も最初は明暗が半分ずつの不安感の照明だが、背後から登場するあさ(波瑠)は夕日を真正面に受けて明るくし、あさの心の強さや自信や前向きさを表す。そのあさの言い分を聞くため、はつは向きを変えるから顔は逆光になり暗くなるが、エッジは明るく光っている。これで不安と妹への信頼の入り混じったはつの完成。

そして、あさの気持ちを次第に受け入れていくはつは、少しずつ夕日の方向へ向いていき、はつの顔の左右の明暗の差は徐々に薄まり、最後のはつのアップは梨江のアップよりも明るくなる。まるで、母に不安を感じさせないように前向きなイメージで。

こう言う気の利いた、且つ手の込んだ演出の中で、あの芝居をさせるのだから『あさが来た』はたまったもんじゃないと思う。

あとがき

はつは和歌山に行くようですね。大阪と和歌山、隣同士と言えばそうですが、これで完全に『はつが来た』は和歌山編として独立するんでしょうか。とにかくそれ程の内容は無いのに演出と俳優が良いから『はつが来た』が楽しいのが、本作で今一番困ってることです。どう評価してよいのやら…

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)
NHK連続テレビ小説 あさが来た 上
広岡浅子徹底ガイド おてんば娘の「九転び十起き」の生涯
新装改訂版 小説土佐堀川 ――女性実業家・広岡浅子の生涯


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7800/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/429952634.html でも、TB受付けております。


【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
1 2 3 4 5 6
第2週『ふたつの花びら』
7 8 9 10 11 12
第3週『新選組参上!』
13 14 15 16 17 18
第4週『若奥さんの底力』
19 20 21 22 23 24
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
25 26 27 28 29 30
第6週『妻の決心、夫の決意』
31 32 33 34 35 36
第7週『だんな様の秘密』
37 38 39 40 41 42
第8週『京都、最後の贈り物』
43 44 45 46

関連記事
スポンサーサイト



トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

しなやかさ>『あさが来た』第47話

はつが頑なに援助を断っていたのは 彼女が意固地になっているから …と思ったけど ま、そーいう部分はあると思うけど(笑) 五代さんが語る「BANK」へのアンチテーゼみたいで 実は、あさに「BANK」の神髄を語らせるため …だったみたい>今のところ あ、そこに来るんだすか …って感じ(笑) …ひじゅにですが何か? 「おなごのしなやかさを忘れたらあき...

しなやかさ>『あさが来た』第47話

はつが頑なに援助を断っていたのは彼女が意固地になっているから…と思ったけどま、そーいう部分はあると思うけど(笑)五代さんが語る「BANK」へのアンチテーゼみたいで実は、あ...

「あさが来た」第47回★土地の証文

連続テレビ小説「あさが来た」 第47回(11月20日) 大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねて来る。梨江はよの(風吹ジュン)に仕事ばかりしているあさのことを深く詫(わ)びる。その後、梨江はあさにしっかり働いてえらいと伝えると、あさは妻としては自信がないと告白する。しなやかな心を忘れたらあかん、と言う梨江は、あさにある物を託す。そして、梨江は新次郎(玉木宏)にくれぐれもあさ...

「あさが来た」 第8週 京都、最後の贈り物 第46話・第47話

「あ・・・バンクや」あさ 「は?バンク?」新次郎 「そうだす。銀行だす。 お姉ちゃん、お父はんが作りはる銀行いうのはな、 志のある人を応援するためにお金貸してくれはると ...

NHK朝ドラ【あさが来た】 第47回 感想

大阪のあさ(波瑠)を母の梨江(寺島しのぶ)が訪ねて来る。梨江はよの(風吹ジュン)に仕事ばかりしているあさのことを深く詫(わ)びる。その後、梨江はあさにしっかり働いてえらいと伝えると、あさは妻としては自信がないと告白する。しなやかな心を忘れたらあかん、と言う梨江は、あさにある物を託す。そして、梨江は新次郎(玉木宏)にくれぐれもあさを頼みますと伝えると、そこにはつ(宮崎あおい)がやってきて…。 ...

あさが来た 第47回

内容 あさ(波瑠)を訪ね、母・梨江(寺島しのぶ)が、加野屋にやってくる。 東京へ行く前の挨拶だと、よの(風吹ジュン)に、あさのことを詫びる。 そしてあさに。。。。あるモノを手渡す。 直後、はつ(宮崎あおい)が現れ。。。。。 敬称略 整理整頓は分かるんだけ...

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR