遺産争族 (第5話・11/19) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『遺産争族』(公式)
第5話『10億残しておじいちゃん死す…!?明かされた遺言書』の感想。
入院した龍太郎(伊東四朗)の指示で育生(向井理)が電話した相手は弁護士の利子(真飛聖)だった。現れた利子は、龍太郎が「危急時遺言」をすると家族に告げる。それは死に直面した人が、3人の証人の前で遺言の内容を話して手続きを踏めば、正式な遺言になるというもの。親族は証人になれないと聞いて、一同は言葉を失う。そんな中、育生は家を出るのを延期しようと楓(榮倉奈々)に提案。さらに、龍太郎にあることを頼む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やっと、ドロドロ相続劇が本格的に動き出した
前回まで、「三姉妹+恒三(岸部一徳)」が一塊にしか見えなかったが、今回から正春(鈴木浩介)は単独行動になり本性を見せ、三姉妹も月子(室井滋)には吉沢(渡辺いっけい)がくっつき、凛子(板谷由夏)も本音を見せ始め、バラバラに動き出した。
また、弁護士の利子(真飛聖)もお披露目されたことで、全話が何話か知らないが、何とか折り返し前の第5話でドロドロ相続劇が始まって良かった。そんな感じの1時間だった。あとは、これだけのベテラン超個性派俳優陣の中で、未だ主人公の育生(向井理)が埋もれ気味なのが気になるくらいか。
育生の白黒をハッキリさせてはどうだろう?
それにしても、ここまで話が進んでいるのに、育生が腹黒い一面を持っているのか、全くグレー状態の描き方になったままなのはどうだろう。まあ、確かに肇(光石研)も加わった遺産狙い丸出しの面々の中で、一人だけグレーと言うのも目立たない訳では無いが、やはり本作らしさの点で物足りない。
個人的には、育生の白黒をハッキリさせても良いと思う。もちろん黒で。向井さんの悪役も見てみたいし。でないと、遺産相続をめぐるドラマとして、あまりに普通過ぎる。
あとがき
俳優陣の好演のお陰で、物語はそこそこですがそれなりに面白いドラマになっています。でも、如何せん「本作らしさ」を感じません。育生の描き方に工夫が必要ではないでしょうか。予告編ではその辺が動きそうなので、次回に期待します。
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