無痛~診える眼~ (第7話・11/18) 感想

フジテレビ系『無痛~診える眼~』(公式)
第7話『犯人の死…新たなる殺人の理由』の感想。
なお、原作小説:久坂部羊氏の『無痛』は未読。
無痛治療の研究に携わると久留米(津嘉山正種)に話した為頼(西島秀俊)は、痛みに苦しむ久留米からの思わぬ言葉に考え込む。「石川一家殺害事件」が闇に葬られることを恐れる早瀬(伊藤淳史)は、為頼にサトミ(浜辺美波)の聴取を再び懇願。だが、病状と年齢を理由に断られる。一方、白神(伊藤英明)は、佐田(加藤虎ノ介)と接触していた秘書の横井(宮本真希)を問い詰める。さらにイバラ(中村蒼)の異変に気付いて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終章へ向けての、伏線やネタの交通整理?
今回の脚本家は、今作では初担当の小川智子氏。今さら4人目の脚本家を投入するには、それなりの意味があるはずだが、多分その意味とは最終章へ向けての、数々の伏線やネタの交通整理と言ったところだろう。
久留米(津嘉山正種)の死(退場)と為頼(西島秀俊)がかなり語っていた妻・倫子(相築あきこ)こと。確かに久留米先生は「無痛」と言う本作のテーマと大きく関わる人物だが、今退場しなくても…って気がしてならない。そして為頼の妻・倫子の昔話も、あとで回収してくるのかどうか…って感じ。
面白いのに、急ブレーキをかけて引き延ばすって…
数話前から、忠輝 / イバラ(中村蒼)やサトミ(浜辺美波)の件も話が動き出して確実に面白くなってるし、他のエピソードも盛り上がっているのに、なぜここで急ブレーキをかけるようなことを敢えてするのだろう。映像的にもCM直前のカットなどを見ても明らかに引き延ばしで映像が足りない感じ。
久留米の死と妻の死直前に見えた「犯因症」の件、流石に引き伸ばしにしか感じられない構成だったのが残念。ここまで順調な面白さを醸し出しただけにどうして?と思えてしまう。最初の事件もほぼ進展してないし。その意味では、広げた風呂敷の畳み方は考える時期かもしれないが…
あとがき
面白ことは面白いのです。それだけに、急な失速感と引き延ばしを感じてしまったのは残念です。次回に期待します。
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【これまでの感想】
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