無痛~診える眼~ (第6話・11/11) 感想

フジテレビ系『無痛~診える眼~』(公式)
第6話『診えない眼』の感想。
なお、原作小説:久坂部羊氏の『無痛』は未読。
為頼(西島秀俊)は佐田(加藤虎ノ介)に襲われた菜見子(石橋杏奈)を、白神(伊藤英明)の病院に搬送。現場が「石川一家殺害事件」の状況と酷似しているのを確認した早瀬(伊藤淳史)は、為頼が手を打たなかったことを責める。しかし為頼は、佐田の‘犯因症’は確認できなかった。一家殺害事件への佐田の関与が濃厚になる中、為頼は早瀬から、石川家に落ちていた毛髪とサトミ(浜辺美波)の毛髪が一致したことを知らされる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
初回から作風がブレないのには驚ろくばかりだ
前回で正式デビューしたイバラ(中村蒼)を冒頭とラストで「痛み」絡みのネタで、佐田(加藤虎ノ介)をサンドイッチしつつ、「石川一家殺害事件」解決のヒントになる事件として描いた今回。
連ドラとして、少しずつ登場人物たちの謎が明らかになったり、関係性が微妙に変化したり、グロもありコミカルな部分もあり、相変わらず初回から作風がブレないのには驚かざるを得ない。
真面目で正統派のドラマづくりを多くの人に見て欲しい
さて、全何話の構成なのか解からないが、普通なら今回が折り返しとなり、折り返しで今の未解決事件の捜査の進捗だと、流石に残りの話数をこの事件だけで引っ張るのは、余程の隠しネタでもないと厳しいのでは?と無駄な心配さえしてしまう。
だが、本作は第6話まで、所謂引き伸ばしや奇を衒った客寄せ的作戦はして来なったと言う事実がある。従って、きっと無駄な心配で終わると思いたい。視聴率では、裏の『偽装の夫婦』に完敗状態だが、面白いものは面白い。是非、真面目で正統派のドラマづくりを多くの人に見て貰いたい。
あとがき
見せるものはきちんと見せ、隠す部分はしっかり隠し、小出しにするべきは適切に小出しにする。こう言うサスペンスミステリードラマでは当たり前のことが出来ているので、繰り返し視聴しても面白いです。他局ですが見せすぎの『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』も見習ったらよいと思います。
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