あさが来た (第36回・11/7) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第6週『妻の決心、夫の決意』『第36回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
大阪の加野屋に炭坑の持ち主、櫛田そえ(木村佳乃)が訪ねてくる。廊下を大股でやってくるあさ(波瑠)を見て、そえは炭坑を譲ることを伝える。そしてあさが九州に旅立つ日を迎える。新次郎(玉木宏)たちに見送られ、亀助(三宅弘城)と共に歩き出したあさを追いかけてきたのは、五代友厚(ディーン・フジオカ)だった。五代はあさに「お守りです。」と言って、とある物を渡す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
九州への旅立ちのシーンよりも、
どうして炭鉱を九州をの部分が大切だったと思う
序盤で、「加野屋の新しい商いが始まる」こととあさ(波瑠)の逸材さを櫛田そえ(木村佳乃)の台詞できっちり説明して始まった第36回。「あさが九州に行く手はずが整ってしもうた、言うことですやな」と新次郎(玉木宏)も言っていたが…
冷静に考えてみて欲しい。姉はつ(宮崎あおい)が転落の人生を歩み出産し今どうしているのかと、妹あさ(波瑠)が九州の炭鉱に行くことになったことと、どちらが印象的でしっかり描かれているかってこと。
『はつが来た』を責めているのではない。あさの描写があまりに少な過ぎて、展開は速過ぎて、あさの年表の箇条書きに近くなってやしないだろうか。もちろん、個々のエピソードが丁寧にじっくり演出されているし、俳優陣も好演しているから、パーツ的には良い感じであることは間違いない。
ただ、あさが加野屋の新しい商いが始めるに至るまでが、あまりに切り刻まれて、私には都合良く進んだ以前の物足りなさを感じてしまった。九州への旅立ちのシーンよりも、どうして炭鉱を九州をの部分が大切だと思うのだが…
あとがき
今週は、あれこれ盛り込み過ぎでしたね。盛りだくさんで面白いと思える部分もありますが、やはり、妹あさをもっと描いて欲しいです。正直、原案小説や史実を照らし合わせると、既にカットされている事実もあるわけで、それを考えると本当にWヒロインで進んで、妹あさは姉はつに飲み込まれないか心配です。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
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第5週『お姉ちゃんに笑顔を』
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第6週『妻の決心、夫の決意』
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