相棒 season14 (第4話・11/4) 感想

テレビ朝日系『相棒 season14』(公式)
第4話『ファンタスマゴリ』の感想。
右京(水谷豊)は、捜査二課時代の元上司・片野坂(岩松了)から、20年前の事件の関係者・愛(伊藤久美子)が失踪したと聞き、動きだす。当時、右京らは‘日本の黒幕’と呼ばれる譜久村(織本順吉)を逮捕寸前まで追い詰めたが、証人が自 殺したため真実は闇に葬られてしまった。愛は自 殺した男性の娘だった。右京は譜久村に接触するが、直後、各所に圧力がかかり、亘(反町隆史)は日下部(榎木孝明)から右京を監視するよう指示される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
本格始動と思ったら、あっさり裏切られた
第3話までが、右京(水谷豊)と一緒に事件を解決する新相棒の亘(反町隆史)を創り上げようとしているのが見えたから、今回からガッツリとコンビを組んでの本格始動と思ったら、あっさり裏切られた、そんな1時間だった。
巨悪を倒す右京が出てきたら、ほぼネタ切れか苦肉の策
冒頭の紅茶店での偶然の出会いもどうかと思うが、日本の黒幕の登場、90歳の政財界のフィクサーが30歳女性を妊娠させるとか、巨悪を倒す右京が出てきたら、ほぼネタ切れか苦肉の策ってことはバレバレ。肝心の亘も法務省を動かして右京の役に立っただけ。
やはり『杉下右京の事件簿』になるのか
結局、全体の構造はいつもの『杉下右京の事件簿』。それもかなり後味の良く無いやつ。確かに小さな違和感から犯人に辿り着く過程や巨悪を倒すのは『相棒』らしいし、右京ならではの捜査の面白さだし、過去のネタをチラリと出してきたりとシリーズものお楽しさもあった。
巨悪や政財界云々はテレビでは封印した方が良い
しかし、私には、亘の活躍が物足りない。やはり巨悪を出すと右京が目立つ。この基本構造を壊せないならば、もう巨悪や政財界云々はテレビでは封印するか、劇場版に譲った方が良いと思う。
あとがき
なんか、2時間サスペンスみたいな『相棒』でした。期待しただけに残念です。やはり、2クールもあるんですから、冠城亘をもっと魅せて欲しいです。来週に期待と思ったら、11月11日の放送はお休みですと。
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