掟上今日子の備忘録 (第4話・10/31) 感想

日本テレビ系『掟上今日子の備忘録』(公式)
第4話『忘却探偵vs天才37人命がけの名推理…気絶させて推理を奪え!』の感想。
なお、原作小説:西尾維新氏の『掟上今日子の備忘録』『掟上今日子の推薦文』は未読。
今日子(新垣結衣)と厄介(岡田将生)は、最後の大仕事に取り掛かるという額縁匠の和久井(山田明郷)から、工房の警備を頼まれる。所有するマンションに、37人の画家の卵を住まわせている和久井は、額縁に入れる絵は、既に住人に発注済みだと話した。警備初日、工房で血まみれになり虫の息の和久井を発見した今日子と厄介は、和久井が犯人をかばっているとにらみ、住人の加賀(入山法子)や陸(高木星来)から話を聞く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
解かり易く時間経過を表現したのは良かった
前後編であることを上手く利用して、前回のあらすじ含めて解かり易く時間経過を表現したのは良かったと思う。まあ、もう少し「時間経過」でなく「時間」「時刻」を明確に見せてくれたら、もっと良かったと思う。ただ、今回は「すべてを1日で忘れてしまう」よりも「一度寝たらそれ以前の記憶が無くなる」に重点が置かれたから、この位の表現でも良かったかもしれないが。
今日子の設定を推理モノの面白さにもっと活かせば…
また、事件がそれなりに専門的な内容のため、今日子(新垣結衣)の推理力の凄さも描かれたし、後編の今回は謎解きにサスペンス要素が加わり、新たな本作らしさも感じられた。ただ、如何せん事件の着地点が強引だったのが残念。やはり、推理モノとしての面白さに今日子の設定を活かしきれてないのが問題だと思う。
もっとインパクトが欲しい
それにしても、推理モノの部分とラブコメの部分がもう少し上手く馴染むと良いのにと思う。今日子と厄介(岡田将生)の関係が次第に親密になるのは連ドラとして面白いと思うが、どうも設定と俳優の魅力だけが先行して、登場人物そのものの魅力が物足りない。やはり、全体の雰囲気を楽しむドラマなのだろうか。
あとがき
回を重ねる毎に面白味は増していると思いますが、今一つパンチが足りないと言うか物足りません。それと、厄介のモノローグをもう少し減らしても良いんじゃないですかね。モノローグのところで物語が一時停止しているような。出演者のファンが楽しむドラマ以上の作品になる気はするんですけど…
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