無痛~診える眼~ (第4話・10/28) 感想

フジテレビ系『無痛~診える眼~』(公式)
第4話『天才が見抜く女心』の感想。
なお、原作小説:久坂部羊氏の『無痛』は未読。
白神(伊藤英明)の病院の臨床心理士・菜見子(石橋杏奈)は、2年前の初仕事で、覚せい剤で逮捕歴のある未成年の愛莉を担当。同じころ、佐田(加藤虎ノ介)と出会って交際を始めるが、直後、佐田は一変する。一方、為頼(西島秀俊)が早瀬(伊藤淳史)にあることを告げたことから、2人の関係は悪化。そんな中、コンビニの男性店員が殺され、早瀬は店の防犯カメラの映像から、店員と親しげに会話をしていた菜見子に注目する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
もっと菜見子のキャラをしっかり作れば良かった…
今回の事件単体で見れば、既に1人殺人の被害者が出ているのに臨床心理士・菜見子(石橋杏奈)がDVとストーカーの件を警察に黙認したままなのは解せないし、カウンセリングの内容も世間知らずが前面に出過ぎて説得力不足だし、もっと菜見子のキャラをしっかり構築してから描くべき事件だったような気がする。
病院を舞台に、そこの1人の職員でまとめたのは良い
そして、第4話として見ると、白神メディカルセンターを舞台にして、そこの職員の1人を中心に、個々に発生していた事件や問題が集約され、これまでと違った味わいがあったのは事実。マンネリ化打破の意味はあったと思う。
継続案件ばかりで、あまり話が進んでない
しかし、第4話までを観て、とても心配なことがある。それは、イバラ(中村蒼)の件もサトミ(浜辺美波)も継続して描かれているものの殆ど進展しないことだ。それは今回の佐田(加藤虎ノ介)の事件も次回に続くから継続中ってことになる。
何を言いたいかと言うと、あれこれ描いて進展せずに継続中ばかりだと、本当に描くべきは、早瀬(伊藤淳史)に捜査協力して例の観察眼と経験値で次々事件を解決していく為頼(西島秀俊)の姿。しかし、今回は早瀬も白神(伊藤英明)も宙ぶらりん。もっと為頼の出番を増やして主人公の話を描いた方が良いと思う。
あとがき
展開は速いし、ドラマとして面白いと思います。でも、ここへきて少々散漫になってきたかなと思います。予告編では次回は大きく動きそうなので、そちらに期待しようと思います。
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