相棒 season14 (第3話・10/28) 感想

テレビ朝日系『相棒 season14』(公式)
第3話『死に神』の感想。
郊外の別荘の庭で女性会社員の服毒遺体が発見された。右京(水谷豊)は、遺体の手に握られた観葉植物の葉に気付く。別荘を所有するIT企業社長の雨宮(葛山信吾)によると、彼女は元恋人で、2週間前に別れたばかりだという。やがて、女性がインターネットの掲示板で恋愛相談をしていたと判明。右京と亘(反町隆史)は、現場で見掛けた町工場の社長・中村(近藤公園)が、ネット上で女性の相談に親身に乗っていた人物だと突き止める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
事件はイマイチ…
脚本は『相棒season13』の第17話『妹よ』で突然新キャラ「陣川の妹」を登場させた割に面白く無かった放送回を書いた金井寛氏。今回もあれこれと登場人物を出して状況説明の寄せ集めで、殆ど内容が解らなかった。折角、良い感じになる兆しが見えてきている『相棒』に水を差すようなことはご免なのだが…
「同居人」「お客様」から「新相棒」への過程が楽しい
事件のことは別にして、今回は右京(水谷豊)と亘(反町隆史)の関係性の中の新たな部分が描かれたのが良かった。右京が米沢(六角精児)の質問に亘は相棒でなく単なる同居人と答えて、まだ新相棒とは認めていないことや、右京に「君、推理好きですか?」と聞かれた亘が頷くことなど。
新相棒とは認めていないのに、「同居人」を連呼したり、右京から亘に推理を聞く場面を入れたり、右京が「冠城君」と呼んだり、亘が「花の里」で初対面の幸子(鈴木杏樹)をまんざらでもないような場面があったりと、3話も使って徐々に新相棒に格上げしていく様を上手に見せていると思う。
配属された直後から右京の片腕と言うか助手のような相棒でなく、あくまで右京と一緒に事件を解決する新相棒を創り上げようとしているのは、相棒ファンとしてはつくり手の本気度を伺えて嬉しい。と言うことで、次回の第4話からが『season14』本当のスタートになると期待したい。
あとがき
亘が右京にとって「同居人」から、トリオ・ザ・捜一らにとって「お客様」から「新相棒」になる過程が面白く描かれると良いですね。登場人物たちが歩み寄っていく様は意外と新鮮です。次回に大いに期待します。
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