あさが来た (第27回・10/28) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』『第27回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
あさ(波瑠)は、五代才助(ディーン・フジオカ)から、つまらん女になったと言われる。あさ(波瑠)は、大阪の両替屋が傾いたのは、全ては新政府のせいだと訴える。新次郎(玉木宏)はあぜんとする。しかしそのあさを五代はほめ称える。そして五代のすすめであさは大阪商人の集まりに顔を出すようになる。いつもフラフラしている新次郎は、ついにはつ(宮崎あおい)を探し出す…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
こう言うのが見たかった
まさか「はつウィーク」のど真ん中の水曜日に、あさ(波瑠)の変化を描き始めるとは思わなかった。加野屋だけでなく大阪の両替商の人たちとの関係も描き、新次郎(玉木宏)の名アシストぶりも描いて、あさの周辺があさによって変化し始めたのを表現したのは良いと思う。こう言うのが見たかったのだ。
あさとはつの描き方は、2つに1つしかない
そして、今日で最も良かったのは、「はつウィーク」なのに、はつ(宮崎あおい)のパートが少な目だったことだ。これを書くと、はつファンや宮崎あおいさんのファンから反感を買うが、私の本心だから書いておく。
あさとはつ、今の描き方は非常に中途半端。本来なら、2人の物語は完全に分離させて描くか、2人1組の姉妹の物語に描くかのどちらかでないとおかしい。特に今ははつが登場すると朝ドラが暗くなるだけ。「どちらも観たい」気持ちはわからなくもないが、分離か2人1組かしかないのだ。
こう書くと「姉妹の比較も観たい」と聞こえてきそうだが、そもそもあさの逸材っぷりは、はつだけでなく他の人と比較する必要などないのだ。だから、朝ドラの主人公に抜擢されているのだ。はつを描くなとは思わないが、今の中途半端な状態は「はつウィーク」を最後にした方が良いと思う。
あとがき
冒頭でチラッと映るはつの付き人のふゆ(清原果耶)の気持ちを察すると、はつのくだりも悪くないなと思います。困窮し堕ちていくはつを見守るしかできないふゆ。清原さんの健気な演技を見ると、うめ(友近)との運命の違いも少し見てみたくなります。
それにしても、今日の15分は全体のバランスも良いし、はつの描き方は良い感じでした。あさが逸材であることと、幼少期から変わらない性格を上手に魅せたと思います。今日の展開からすると、いよいよあさが新たな商いに動き始めるのでしょうか。今日くらいの雰囲気で進んで欲しいです。
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