あさが来た (第26回・10/27) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第5週『お姉ちゃんに笑顔を』『第26回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
あさ(波瑠)は姉のはつ(宮崎あおい)たちの居場所を突き止めるが、追い返されてしまう。何とか力になろうとするあさだが、はつたちは再び姿を消してしまう。そんな中、加野屋を新政府の役人となった五代才助(ディーン・フジオカ)が訪れる。大阪のために、あさの力を借りにきた五代だったが…。そしてその頃、逃げ続ける山王寺屋の家族にある出来事が…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日は、はつに涙し、あさに共感するのが普通だと思う
きっと多くの視聴者が、今朝のはつ(宮崎あおい)の哀れさや惨めさや健気さに大きな涙を流し、あさ(波瑠)の姉妹愛や行き場のない気持ちややるせなさに強く共感したと思う。それが今朝の15分間の一般的な感想だと思う。と言う訳で、これとは違う感想を読みたくないなら、ここまでにしておいた方が良いと思う。
比較もどきをするために、朝から借金の話を見せないで
さて、私の感想はと言うと、比較もどきをするために、朝から暗い借金の話を見せないで欲しいと言うことだ。今週が「はつウィーク」なのは予告編でもサブタイトルでも承知しているから、姉妹の比較と言う名目で、はつの出番を増やすのは、しょうがないと思ってる。これが宮崎あおいさん人気だろうから。
しかし、今日のはつが長屋でひっそりと影も消して暮らしているくだりと、はつが仮宿も断られ義母を庇って傷つくくだりは、ハッキリ言って比較の役目を果たしていない。天気予報で北海道は大雪なのに沖縄はポカポカ陽気と並べて、天候の違いを見せているのと同じで、あさとはつの現状の違いを見せてるだけ。
俳優の演技が良いから、涙も共感もするだけのこと
ただ、俳優さんたちの演技が良いから、涙をそそるし、共感もするってだけの話。あさが日本の女性実業家のパイオニアと言う逸材であることなど、ちっとも描かれない。
今週は「はつウィーク」だから主人公の活躍は週末までお預けとしても、物語全体にもっとメリハリや緩急が欲しい。姉と妹の比較もどきの連続では、私は少々飽きてきた…
あとがき
このまま、はつは退場せずに何となく登場し続けるのでしょうか。だとしたら、『あさが来た』のタイトル通りに主人公のあさを描いて欲しいですし、もっとメリハリのあるストーリーで楽しませて欲しいです。今のところは新次郎がいい味を出してドラマらしさをけん引しているのが救いです…
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