掟上今日子の備忘録 (第3話・10/23) 感想

日本テレビ系『掟上今日子の備忘録』(公式)
第3話『2億円の名画が破られた!?忘却探偵が黒髪コスプレで潜入調査』の感想。
なお、原作小説:西尾維新氏の『掟上今日子の備忘録』『掟上今日子の推薦文』は未読。
前日の記憶がない今日子(新垣結衣)は、美術館に3日間通い詰め、同じ絵を長時間眺めている。警備員として働く厄介(岡田将生)に「2億円ほどの価値がある」と話した今日子だが、4日目は一目見ただけでその価値は「200万円」だと断言。厄介を混乱させる。後日、厄介の制止を振り切り、その絵を取り外そうとした老人(山田明郷)の振り回したつえで、絵は破損。解雇されてしまった厄介は、今日子に真相究明を依頼する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前回よりも、今日子の推理力の凄さは描かれた
今回は、事件がそれなりに専門的な内容であったため、今日子(新垣結衣)の推理力の凄さは前回よりも描かれたのは良かった。ただ、今回の事件は「今日子の記憶は1日しかもたない」とあまり関連性が無いのが気になった。
今回も、時間経過の解かり難い
そして、事件と「1日しかもたない」の関連性より気になったのが、第1話からの1日と言う時間経過の解かり難さだ。
一応、今回は台詞や衣裳の件で、1日の出来事であることを表現しているが、映像的なことで言えば、最後の今日子が報酬を受け取るシーンが、何となく夕方だったことくらい。その上、回想シーンが多いから余計に解かり難くなってる。
厄介の扱い方次第で、ガラリと面白くなるかも?
事件そのものは原作に依存しているのか知らないが、今回の事件は今日子のコスプレを見せたり博学なのを描いたりと、今日子にも本作にも合った事件だったと思う。
ただ、先に書いたように、「今日子の記憶は1日しかもたない」が活かされるのは、厄介(岡田将生)の今日子への片思いのくだりについてのみ。そして、厄介が仕事を解雇されて今日子に調査依頼するまでが、長過ぎる。今日子が厄介と一緒に行動するシーンも助長気味。実は、厄介の扱い方次第で、ガラリと面白くなるかも?
あとがき
今回も、「すべてを1日で忘れてしまう」ことと「事件を(ほぼ)即日解決する」ことが一致して描かれていないように思いました。いっそ、画面に時計でも表示して、厄介は前夜に解雇、午前中に調査依頼、夕方に解決、夜に報酬受け取りとパターン化しても良いような…
そして、可愛い忘却探偵と不遇の青年のラブコメの部分も、楽しいけれど微妙なんですよね。厄介が喋り出すと推理がストップしちゃうから。推理とラブコメと「1日」をもっと上手に魅せて欲しいです。
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