あさが来た (第24回・10/24) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第4週『若奥さんの底力』『第24回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
あさ(波瑠)は奈良の豪商、玉利(笑福亭鶴瓶)に借金のお願いに出かける。あさと入れ違いに加野屋を訪ねたのは、五代才助(ディーン・フジオカ)だった。五代の話を聞いた新次郎(玉木宏)は…。一方、はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)ははつの実家に借金のお願いに行く。帰り道、偶然出会ったあさとはつ、はつは「精一杯お家を守ろな」と言葉を残し去っていく…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回は、簡単感想で。
あさについては、有意義な描写の連続の1週間だった
予告編と合わせて、今日の15分間は物語の今後をチラリと覗かせた、そんな感じだったろうか。と言うか、この1週間が「やがてやってくる朝」を見せたと思う。その意味で、いよいよあさ(波瑠)が逸材であることが表面化し、ドラマが動き出すのを感じたし、特にあさについては、有意義な描写の連続の1週間だった。
はつのくだりは、アクセント的な魅力で描いて欲しい
ただ、やはり気になるのは、あさの「比較対象」として登場するはつ(宮崎あおい)の描き方。以前にも書いたが、はつのエピソードも関わる俳優たちも良いだけに、出過ぎると鼻についてしまう。本作の見所の1つが、あさの才によって加野屋が維新の後も生き残ること。
今の描写では、山王寺屋だけが没落していくように見えてしまっているが、実は両替商全体が落ち込む中で、あさの活躍が光るように描くべきなのだ。どうか、はつや山王寺屋のくだりは尺の長さよりも、アクセント的な魅力で描いて欲しい。
あとがき
とにかく、もっとあさの逸材さを魅せて欲しいです。今はそのためにすべての放送尺を使うべきではないでしょうか。面白いし、楽しい作品であることには間違いありませんが、演出家によってブレる不安があるのが…。第5週に期待します。
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