あさが来た (第23回・10/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第4週『若奥さんの底力』『第23回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
押し寄せる民衆の前に、寝込んでいる正吉(近藤正臣)の代わりに、あさ(波瑠)が立つ。あさは困っている人たちのため少しでも金を払いたいと言い出す。反対する加野屋の面々。当主、正吉の下した決断は…。一方、山王寺屋では、あさの手紙を探していたはつ(宮崎あおい)が井戸に落ちてしまう。そこではつは、思いがけない物を見つける…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
あさが前向きで優しく、偉才であることも魅せた
正吉「あの子は、金の卵でっせ」
* * *
正吉「卵と言うもんは、誰ぞ温めてくれるもんがないと
孵らしませんのやで」
今日も、オープニング明けの正味5分弱ではあるが、放送尺の半分位を上手に使って、あさ(波瑠)を魅せてきた。その上、夫の新次郎(玉木宏)の役目も描き添え、話自体は若干難しい部分もありながら、朝ドラらしく前向きで優しいヒロインらしさと、特別な素質のある人間であることを魅せたと思う。
あさからはつへの編集も良かった
そして、8分過ぎからは、あさのシーンからはつ(宮崎あおい)のシーンへ直結編集で、むやみに強調せずに対比に繋げたのも良かった。流石に約5分間は長過ぎるとは思うが、こちらの夫婦もきちんと描いてこその対比、比較だから良しとしよう。ただ、今後もこんな感じで挿入するとなるとどうかとは思うが。
時間経過するなら、あさの尺を増やして欲しかった
そして、ラスト1分でいきなりの時間経過に、比較のためのはつのシーン。私はここで時間経過するなら、その前のはつの5分間を短くして、あさをもっと魅せるべきだったと思う。それがあってこその、14分頃のはつと惣兵衛(柄本佑)に良い流れで繋がったのではないだろうか。やはり今週は、はつの描き方に波があり過ぎる…
あとがき
あさのパートは今日もほぼ文句はありません。あとは、はつの扱い方だけですね。宮崎あおいさんも柄本佑さんも演技が良いだけに、尺が長いと物語がそちらに寄って行ってしまうんですよね。とにかく、本作のヒロインはあさ。あさをきっちり描いてこそ本作の楽しさが出ると思います。スタッフさん、よろしくお願いします。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
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