あさが来た (第22回・10/22) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第4週『若奥さんの底力』『第22回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
新政府の要求は資金十万両の調達だった。それに混乱したのはあさ(波瑠)たち加野屋だけではなく、はつ(宮崎あおい)のいる山王寺屋も同じだった。菊(萬田久子)は、惣兵衛(柄本佑)に当り散らす。あさは正吉(近藤正臣)に新政府に金を払うべきだと主張するが、さらに事態は悪化する。新政府が新しい制度を発表すると、混乱した民衆が加野屋に押し掛ける…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
あさの部分については、ほぼ文句はない
正吉「あんたは言葉はあんまり上手やないんやけれども、
なーんや知らん、こう人の心を掴むんだすなあ」
新次郎「あんたは普通のおなごなない。格別なおなごや」
昨日に続いて、あさ(波瑠)が本作のヒロインであること、サラリと日常会話に落とし込んで上手いこと説得してくる脚本が良い感じだ。とにかく、あさの部分については、ほぼ文句はないと言っても過言でない。
山王寺屋のシーンの挿入箇所が気になった
そうなると気になるのは、はつ(宮崎あおい)の描き方だ。今日は、冒頭で新政府に納める大金の心配をするあさに続いて、オープニング映像明けに、はつのいる山王寺屋が挿入された。そしてその直後に上で採り上げたあさと正吉(近藤正臣)の会話に繋がる。ここが引っ掛かるのだ。
私の考え過ぎだと思うが書いてみる。加野屋と山王寺屋を比較するのは間違っていない。2つの両替屋の対応を見せる点においては。ただ、この2つを比較することは、あさとはつを比較することにもなる。
ならば、最初にあさのいる加野屋の対応を少しでも描いた後に山王寺屋を描かないと、あさは加野屋よりもあさを心配しているように見えてしまう。実際に、12分過ぎ頃に3カットだけ山王寺屋の対応が挿入されるが、その中にはつは映らない。
これは、昨日は解消したのに、また復活した「あの問題」だ。本来なら、12分過ぎのところへ、オープニング明けの山王寺屋のシーンを入れたら、昨日と同じに違和感が無かったのだ。やはり、今週は日によって差があるようだ。
あとがき
新次郎(玉木宏)のコミカルな言動が楽しいですね。如何にも朝ドラっぽくて。時々入れてくれると和みます。もちろん、程々にですけど。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
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