相棒 season14 (第2話・10/21) 感想

テレビ朝日系『相棒 season14』(公式)
第2話『或る相棒の死』の感想。
監察官の大河内(神保悟志)は、より高レベルな情報へのアクセス権を請求してきた亘(反町隆史)の動きが気になる。特命係で席を並べる右京(水谷豊)に探りを入れるが、右京はただの‘同居人’に過ぎない亘に興味がない様子だ。右京は、最近変わったことは、亘が眼鏡を掛け始めたことくらいだと話す。特命係に戻った右京は、亘の靴が土で汚れていることに注目。床に落ちた土を採取して米沢(六角精児)に分析を依頼する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主従関係でない付かず離れずの微妙な距離感が良い
新相棒・亘(反町隆史)の人物紹介を、亘の個人的な事件の捜査を特命係で解決すると言う手法で上手く魅せたと思う。当然、まだまだ謎多き亘の存在の素性を、こうして個人的な事件を、亘が右京(水谷豊)に協力させる形で、新しい特命係を描こうとしたようにも思える。
これは、最近の『相棒』には無かった “原点回帰” の1つと捉えて良いのではないだろうか。いや、私はそう捉えたい。中でも、きちんと右京と新相棒の距離感を描いている点は好感が持てる。主従関係でない付かず離れずの微妙な距離感。これこそ相棒の面白さだと思うから…
“原点回帰” するかも?
また、現レギュラーのほぼ全員を登場させて、それぞれの役目を見せたのも良かった。特に、甲斐峯秋(石坂浩二)の拍車のかかったワルっぷりや、甲斐享の一件も盛り込んだお蔭で、シリーズ化の面白さも味わえた。ここでは触れないが、カット割りなどの演出もとても丁寧になったと思う。
こうなると、先に書いたように、否が応でも “原点回帰”を期待したくなる。とにかく、亘には今後の『相棒』が懸かっている。そんな気がしてならない…
あとがき
上手い具合に亘が機能していると思います。とにかく、主従関係でない付かず離れずの微妙な距離感を維持して欲しいです。これが崩壊すれば、またいつもの『杉下右京の事件簿』になるのですから…
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【これまでの感想】
第1話
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