あさが来た (第21回・10/21) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第4週『若奥さんの底力』『第21回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
夜が明けても大名屋敷から帰ってこないあさ(波瑠)を、心配して待つ新次郎(玉木宏)たち。そんな中、あさは金の一部を見事、取り立て戻る。正吉(近藤正臣)はあさを、これからは加野屋の働き手として認めると称える。そんな中、徳川率いる幕府軍が新政府軍との戦に負け、大坂城は炎に包まれる。間もなく加野屋を含む上方の商人たちに、新政府からとんでもない要求が突き付けられる。それを聞いた正吉とあさは…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日は、あさの新たな魅力に繋がるエピソード
あさ「ほな、お休みなさい」
亀助「ほーっ、何てお人や…」
今日の15分間は、亀助(三宅弘城)のこの台詞に集約されていたと思う。あさ(波瑠)と言う主人公が、他の登場人物たちとの違いだけでなく、人間として並外れた人間性や魅力を持った人格であることをしっかりと魅せた、そんな15分間だった。特に中盤までの9分間、あさに集中して描いたのは大成功だと思う。
今日は、はつの存在のお陰で、あさが光った
そして、あさの魅力を描くもう1つの大切な要素が、はつ(宮崎あおい)の存在。今日は昨日の記事で書いたように、あさの登場シーンからはつのシーンへの繋ぎは直結していた。と言うことは、時代劇風味は薄れたが、はつをむやみに強調していないと言う編集意図ってことだ。
更に、丁寧にカット割りに合わせてナレーションで捕捉までしていた。その上、分割せずに約2分間はつに集中し、「徳川幕府がのうなってしもうた」と惣兵衛(柄本佑)に言わせてから、亀助の持つテロップ付きの瓦版のアップに繋いで、あさ側を時代劇風味に仕上げた。
こんな良い感じの編集や演出が出来るのなら、月曜日と火曜日が本当に悔やまれる。しかし、これで今後が少し安心できる。
あとがき
今日は良い感じの仕上がりでしたね。あさとはつの対比もバランスが良いし、波瑠さんの元気な演技と宮崎あおいさんの苦悩の演技のコントラストも良かったです。さあて、これから特にはつが史実通りに進むのか見所でしょうか。いずれにせよ、あさのパートが楽しいので、良い感じで対比を続けて欲しいです。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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第2週『ふたつの花びら』
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第3週『新選組参上!』
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第4週『若奥さんの底力』
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