あさが来た (第15回・10/14) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第3週『新選組参上!』『第15回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
毎晩、あさ(波瑠)を置いて出かける新次郎(玉木宏)。そんなある日、あさは加野屋から姿を消す。新次郎に愛想を尽かし、実家に帰ったのだと誰もが思った。しかし、あさが出かけた先は、姉のはつ(宮崎あおい)が嫁いだ山王寺屋だった。心配する義父・正吉(近藤正臣)。そして新次郎と結び付けようとする義母よの(風吹ジュン)はある作戦をたてる…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「程々」で良かったこと、その1
まず、良かったのは昨日の記事で書いた「びっくりぽん」が冒頭の1回に留まったこと。どうせ、あさ(波瑠)1人が言ってるだけで、登場人物みんなで連呼した「じぇじぇじぇ」に太刀打ち(していないかもしれないが)するのが間違ってる。とにかく「程々」が良いと思う。
「程々」で良かったこと、その2
「程々」と言えば、新選組と土方歳三(山本耕史)の登場も意外に前面に出さず「程々」にし、更に歴史の状況説明のみに留めて、本編に割り込んでこなかったのも良かった。予想通りなら、見せ場は金曜日まで取っておいた方が良い。
「程々」で良かったこと、その3
更に「程々」で良かったのは、天王寺屋に嫁いだはつ(宮崎あおい)の近況もサラリと描いたこと。折角2週間も要して描いた姉妹の関係だから、あくまで主人公のあさを食わない範囲ではつを登場させるのは良いと思うし、これで当初の最大の心配事がだいぶ薄まった。
今日一番「程々」で良かったこと
そして、今日一番の「程々」で良かったのは、本来の “今井あさ” らしい部分に加え、姑・よの(風吹ジュン)らとの絡みで加野屋に嫁いだ “白岡あさ” の部分を程良く混ぜてきたこと。こう言う描写で、あさが嫁いだことや、嫁いだ先で変化していくことを丁寧に映像で見せることが大切。
ナレーションで長々と語るより、映像で数十秒見せるだけで視聴者の記憶に残る。そして、その記憶が連ドラを面白くするのだ。脳内補完に頼らない真面目な朝ドラづくりの姿勢を感じる。どうか、このまま「程々」と「丁寧」を肝に銘じて進んで欲しい。
あとがき
今日は、冒頭の「びっくりぽん」でおいおいと思いましたが、その後は至って安全運転で安心して観ることが出来ました。いい感じで進んでいると思います。
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