結婚式の前日に (第1話 初回15分拡大・10/13) 感想

TBS系『結婚式の前日に』(公式)
第1話/初回15分拡大『命宣告の娘と母の奇跡の100日間物語!!あなたは私が守る…』の感想。
築地で寿司店を営む父・健介(遠藤憲一)に男手一つで育てられ、現在は中堅不動産会社で働く31歳のひとみ(香里奈)。婚約中の医師・悠一(鈴木亮平)との結婚式を100日後に控え、充実した日々を送っていた。ところがある日、ひとみは脳腫瘍と診断され、このままでは命が危ないことを知る。そんな中、28年前に家を出た母・可奈子(原田美枝子)が突然、ひとみの前に現れる。可奈子は、娘の結婚式に出席するために帰ってきたという。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
基本的にこの類のドラマは好きでないのだが…
基本的に、余命幾ばく…とか死までの闘病記のドラマはあまり好きでないし、感想も書かないようにしている。理由の1つは個人的に妙な感情移入をしてしまうことと、多くが真実に目を向けずお涙頂戴で残念な仕上がりになるから、観るのも書くのも労力の無駄と言う訳だ。まあ、最近はこの局くらししか作らなくなったが…
意外にしっかりと且つ丁寧につくられている
そんな私が第1話を観た印象は、意外にしっかりと且つ丁寧につくられているなと。CMの入れ方だけは賛成できないが、登場人物たちの関係性や、ひとみ(香里奈)と悠一(鈴木亮平)の出会いからプロポーズ、そして現在までの描写など、昨日の『月9』よりずっと丁寧に描かれていたのは好感が持てる。
良い方向に期待を裏切ってくれた
また、TBSにありがちな100日後に結婚式を控えた脳腫瘍の宣言を受けた花嫁の闘病記かと思いきや、全体の構成はむしろ28年ぶりに現れた型破りな母親を軸にした家族の話になっているようだ。TBSはヒューマンドラマなんてこの辺は良い方向に期待を裏切ってくれた。
あらぬ方向へ進む可能性はかなり秘めている
ただ、父・健介(遠藤憲一)を含めて、まだ幾つかの秘密が隠されているようで、その辺の小出し加減や引き伸ばしのやり方次第では、あれよあれよとあらぬ方向へ進む可能性はかなり秘めているとも言える。
また、第1話を見る限り、家族の絆を描くのは想像できるが、100日間の結婚までと余命がどう関連して描かれるのかが見えてこない。その上、この類の話は好みが分かれるし、今作は主演俳優への好みもあるだろうし。とにかく、あと数話の内に、方向が見えて来るまで観てみようと思う。
あとがき
家出していた母・可奈子(原田美枝子)の設定が意外と面白かったです。かなり試行錯誤してつくられたキャラクターのように思います。それだけに、3人の脚本家が妙に思い入れて主役を食わなければ良いのですが。
また、謎も幾つかあるようですし、結婚を邪魔する役も登場するでしょう。その辺で、母と娘の関係の再構築の物語に謎解きやらいろいろ詰め込んで迷走する可能性も大いにあると思います。また、女性の脚本家3名のリレー作品と言うのも、少々不安があります。とにかくしばらくは様子見です。
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