あさが来た (第11回・10/9) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第2週『ふたつの花びら』『第11回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
新次郎(玉木宏)は惣兵衛(柄本佑)と会い、そこで惣兵衛の家族に対する恨み、はつ(宮崎あおい)への思いを知る。そんな中、新次郎の兄がついに危篤に陥ってしまう。今井家では、いよいよ三日後に嫁入りを控えたあさ(波瑠)とはつは姉妹として別れを惜しんで琴を演奏する。嫁入りしても、また必ず会うことを約束して…。その翌日、新次郎が父の正吉(近藤正臣)と共にやって来て、あさの嫁入りを見送らせて欲しいと言い出す…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
見応えのある15分間だった
昨日のあさ(波瑠)とうめ(友近)の涙の相撲を受けての、はつ(宮崎あおい)のあさへの姉が妹を慕う気持ちで始まった今回。謝る正吉(近藤正臣)の髪1本ずつの乱れ、あさの背後でピンボケになっているのにしっかりとした芝居が魅せるあさの両親の礼儀の正しさ。
とにかく、今日は、コミカルからシリアスなシーンまで、脚本と演出と俳優が「面白いドラマを創ろう」と一心同体で取り組んでいるのが、よーく伝わって来た、見応えのある15分間だった。
第1週から波瑠さんと宮崎あおいさんで良かった
さて、次週からあさが嫁いで、いよいよ本格的に物語が動き出す訳だから、ここで2週を振り返ってみる。まず、状況説明に2週間も必要かと言う疑問がある。そして、子役編が必要だったかと言う疑問もある。
個人的には、ドラマは早く動き出した方が良い訳で、その意味では第1週から波瑠さんと宮崎あおいさんで、姉妹関係と嫁入り修行を描いても良かったと思う。だって、今週だけでも姉妹の関係はかなり描かれているし、そもそもドラマの時間経過が速いから、幼少期のことはそんなに今に影響もしていないし。
その上、最も懸念していたW主人公、W主役状態がここまで成立しておらず、良い感じであさがヒロインになってきていることを考えると、子役の幼少期が無くても良かったと思う。もちろん、名子役の演技が見られないのは残念だが、必要なことだけ描くのがドラマだし、連続性こそ連ドラだから、今でもそう思ってしまう。
あとがき
とにかく、過去の作品のような鼻につくW主役、W主人公の心配はだいぶなくなってきているのが何よりです。あとは、物語が動き出さないと何とも言えません。まだまだ状況説明ですから…
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