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NHK SONGS「つんく♂ ~生きる 家族そして音楽~」 (2015/10/03) 感想

NHK SONGS「つんく♂ ~生きる 家族そして音楽~~」

NHK総合・SONGS『つんく♂ ~生きる 家族そして音楽~』公式)の感想。



 今年4月、つんく♂さんは、母校・近畿大学の入学式で、昨年10月、喉頭がん手術で、声帯を摘出し、声を失っていたことを自ら公表、大きな衝撃が走った。あれから5カ月が経った今、つんく♂さんは、精力的に音楽活動を再開している。
 今回、SONGSでは、つんく♂さんの呼びかけにより、3人のアーティストが集合した。TOKIOの長瀬智也さんが歌うのは、2001年つんく♂さんが、長瀬さん(桜庭裕一郎 名義でのリリース)に提供した楽曲「ひとりぼっちのハブラシ」。
 今回はつんく♂さんがギターで演奏に参加する。つんく♂さんは、「子守歌」を初めてプロデュース。自身の子供とのエピソードがヒントになり、タイトルがついた曲「うまれてきてくれて ありがとう」を、クミコさんが披露。
 そして、つんく♂さんたっての願いで、クリス・ハートさんが、シャ乱Qの大ヒット曲「ズルい女」を、つんく♂さん自身がプロデュースした新しいアレンジで、カバーする。
 さらに今回、つんく♂さんは、パソコンによる筆談インタビューに応じた。病気が発覚した時の心境。支えてくれた妻や子供への思い。そして、今だからこそ感じている音楽への向きあい方など、赤裸々に語る。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

心の叫びを静かに綴るようにキーを打つつんく♂さん

「声帯の摘出が決まった時 どんな気持ちでしたか?」の質問に、しばらく厳しく悩んだ表情のつんく♂さんが、「辛かったのはですね。どうなるの?って さっきも言いましたが 歌いながら 曲を作って来た部分もたくさんあったので、仕事そのものが出来なくなるんじゃないか そう思ったし」とノートパソコンでこう筆談し始めてスタートした本作。

これまでも筆談やタイピングによるインタビューは幾度か見たことがあるが、つんく♂さんが、まるで心の叫びを静かに綴るようにキーを打ちながら、微笑んだりする姿に、どんどん引き込まれていった。やはり、彼の1つ1つの言葉には、彼が生み出した楽曲同様に言霊があると思う。

妻や子供たちへの思いが詰まった子守歌

この日披露された1曲目は、NPO法人 日本子守唄協会の創立15周年を記念して立ち上がった、「次世代に歌い継ぐ子守唄プロジェクト」において、同協会の会長である湯川れい子さんが作詞をし、歌をクミコさん、作曲とプロデュースをつんく♂さんに依頼して出来た曲。

今回の番組では、つんく♂さんの奥さまやお子さんたちとの日常の映像の後ろ姿が多く挿入されていた。アレルギーを持って生まれた3歳の次女が夜痒くて眠れない時に、父親として肌をさすって寝かしつける時に歌った曲が元になっているそうだ。

痒い自分に罪悪感みたいなものを植え付けないために、「君は生まれてきて、お父さんは本当にうれしいよ。よく。生まれてきてくれたね。ありがとう」と言うテーマが込められているそうだ。楽曲そのものは、子守歌と言うジャンルを超えた、命の大切さや生命の尊厳みたいな大きなテーマの楽曲でとても良かった。

『ひとりぼっちのハブラシ』に泣いた

2曲目の『ひとりぼっちのハブラシ』はTOKIOの長瀬智也さん主演ドラマ『ムコ殿!』(2001年4月期)の挿入歌として、つんく♂さんが提供した楽曲で、長瀬さんは同ドラマの役名である「桜庭裕一郎」名義でこの曲をリリースした楽曲。つんく♂さんは、声帯摘出手術後5日目に家族とTOKIOのライブを観に行って、生きるパワーをたくさん貰ったそうだ。。

そこで今回実現したのが、出会って20年目で初のヴォーカリスト長瀬さんとギタリストつんく♂さんの共演。曲のサビでアコギを掻きむしるようにエネルギッシュに弾いていたつんく♂さんも印象的だったし、すごく丁寧にとてもパワフルに歌っていた長瀬さん。つんく♂さんとアイコンタクトを取りながら歌う姿に、なぜか自然と涙が出て来た。

自身の楽曲の新たな魅力を引き出した才能に震えた

3曲目は、シャ乱Qの大ヒット曲『ズルい女』。自らの代表曲をクリス・ハートさんに新アレンジで提供した。メロディーこそ同じだが、クリスさんが歌ったその曲は別の楽曲のような印象。どこか演歌調のノリはそのままに、とても洗練された感じ。

自分が作った楽曲を他の歌手が歌うことは多々あったろうが、声を失ったつんく♂さんが、自身の新たな道として選んだこれまでと違ったプロデューサー像が少しだけ見えたような気がした。自分自身の声で無い声で再び蘇る自身の楽曲の新たな魅力を引き出したつんく♂さんの才能に震えた。

あとがき

30分間がすごく濃厚でした。特に、パソコンによる筆談インタビューで語った妻や子どもたちへの気持ちは十分伝わってきました。長瀬さんとの共演も緊張感と安心感の混ざり合ったセッションで良かったです。これからのつんく♂さんに注目していこうと思います。

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シャ乱Qベスト~四半世紀伝説~
「だから、生きる。」


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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