あさが来た (第4回・10/1) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第1週『小さな許嫁(いいなずけ)』『第4回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
あさ(鈴木梨央)たち一行は、姉のはつ(守殿愛生)の嫁ぎ先である両替屋・山王寺を訪ねる。山王寺屋の当主・眉山栄達(辰巳琢郎)と、どこか癖のある菊(萬田久子)は、しっかりと挨拶をするはつに感心する。しかし、はつの許婚(いいなずけ)の惣兵衛(柄本佑)は終始、不機嫌な様子。京都に戻った姉妹は、親の決めた結婚について不安を口にする。そして、あさは姉のはつの目から涙があふれだすのを見てしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
朝ドラで泣けた
もちろん「まれロス」でではない。今日の終盤のあさ(鈴木梨央)と姉のはつ(守殿愛生)の姉妹愛の描写に泣いた。実に丁寧で奇を衒わない脚本の流れ、演出、演技だった。しかし泣ける理由の他の1つに、本作の構成の良さがある。とにかく15分間のバランスが良いのだ。
まず、“こあさ” のお転婆っぷりで笑わせ、“こはつ” の凛とした姿で姉妹の違いを見せ、姉妹のそれぞれの嫁ぎ先の違いもしっかり見せる。そして、大久保一蔵を登場させて時代劇の楽しさもチラ見させつつ、最後に涙。こんな充実感を朝ドラで味わったのは、いつぶりだろうか。そんなことを思ってしまった。
“こあさ” と “こはつ” のバランスも良い
“こあさ” と “こはつ” のバランスも良い。第1回から今日の前半までは、少々ドタバタ気味の「鈴木梨央劇場」が続いたのが少々心配事ではあったが、今日の15分間で安心した。
そして、もう1つ安心したのは、今後の理想的な「あさ」と「はつ」のバランスについて。この位に「はつ」を抑え気味にしてピンポイントで2人の姉妹愛や違いを魅せるのが良いと思う。このバランスは、波瑠さんと宮崎あおいさんに交代しても維持して欲しい。
あとがき
原案同様に、江戸時代から幕末もそれなりに描かれるみたいですね。まだ、朝ドラで時代劇の不思議さは残りますが、テレビドラマとしての描き方が “普通” なので、自然に楽しめています。取り敢えず、第1週目は不安要素無さそうですね。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
第1週『小さな許嫁』
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