あさが来た (第1回・9/28) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第1週『小さな許嫁(いいなずけ)』『第1回』の感想。
なお、原案小説:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
幕末の京都。今井家の次女あさ(鈴木梨央)は、相撲が大好きなおてんばな女の子。琴や裁縫が上手な姉のはつ(守殿愛生)とは正反対。今日も木に登ったり、ヘビを振り回して男の子たちを追いかけるあさは、厳しい父親の忠興(升毅)に叱られる毎日。あさの口癖は「なんでどす?」。そんな姉妹には、生まれた時から結婚を約束された許婚(いいなずけ)がいた。ある日、あさは許婚の新次郎(玉木宏)と恥ずかしい出会い方をしてしまう
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第1回としては、普通過ぎるくらいに普通な滑り出し
知る人ぞ知るパワフルで女性企業家のパイオニアである広岡浅子さんがモデルの本作。江戸、明治、大正と3つの時代が描かれるわけだが、前作が現代劇だったためか、「朝から時代劇」と言う違和感が無くも無い。しかし、第1回としては、普通過ぎるくらいに普通な滑り出しだ。
Wヒロイン、W主役の亡霊が見え隠れするのが気になる
さて、第1回から心配してもしょうがないのだが、ここ最近の番宣なりを見ていて気になることがある。それは、当初は本作のヒロインは波瑠さん演じる「今井あさ」であると報道されていたのに、最近は宮崎あおいさん演じるあさの姉「今井はつ」とのWヒロイン的なアプローチに若干変化していること。
このWヒロインとかW主役で思い出させるのが、『花子とアン』の安東はなと葉山蓮子の関係や、『マッサン』の亀山政春と亀山エリー。どちらもメインを食い殺す(言い過ぎか?)程に脚本家の入れ込みようで物語が迷走したことだ。何せ、脚本が大森美香氏だから、妙にあさ以外に肩入れするとすぐに危険信号が灯ると思う。
あとがき
いよいよ『あさが来た』が始まりました。心配はしていませんでしたが、予想通り週末から「まれロス」は皆無です。関東地方の天気同様に清々しい朝を迎えました。鈴木梨央さんの演技も主人公にピッタリ。とにかく、楽しい朝ドラを期待します。まずは1週間様子見します。
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【これまでの感想】
[読書] 小説土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯 新装改訂版 (古川 智映子/著・潮出版社) 感想 ※平成27年度後期 連続テレビ小説「あさが来た」 の原案
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