ホテルコンシェルジュ (第10話 最終回・9/22) 感想

TBS系火曜ドラマ『ホテルコンシェルジュ』(公式)
第10話/最終回『涙のラストサプライズ!母娘に奇跡を』の感想。
なお、当記事は、ホテルマンとして働く私の個人的見解です。楽しくご覧になっている方や愚痴や重隅突きはウザいと思う方は、読まない方が良いです。
美麗(内山理名)が去り、塔子(西内まりや)の発言に気を悪くした映里子(泉ピン子)は、「ホテルフォルモント」で予定されていたイベントと30周年記念キャンペーンを白紙に戻すと宣言。鷲尾(高橋克典)から、映里子の気持ちを考えていなかったのではと指摘された塔子はぼうぜんとする。美穂子(若村麻由美)らは緊急会議のため社長室へ。映里子の秘密を知る本城(三浦翔平)はイベントを予定通り行うよう説得したいと願い出る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終回を、15分拡大で1話にまとめればマシだったのに
さて、やっと最終回。その最終回をわざわざ2週跨ぎにする必要があったろうか。15分拡大位にしておけば、ここまで薄味仕立てにならなかったのでは?それ以外、最終回への感想は特にない。
最後の最後まで違和感や不思議なことばかり
しかし、最後の最後まで違和感や不思議なことばかりのドラマだった。、1人の客のために従業員総動員で事の解決に当たるのがテレビドラマとしてやりたいしやりやすいのは理解するが、ホテルで働く者としてはもう少しリアルに描いて欲しかった。かと言って、他な客のことを描けとは言わない。その理由は…
なぜ、複数の客のエピソードを並行して描いたの?
本作を私が面白くないと思う理由は、毎回、最終回まで複数の客のエピソードを並行して描いたことで、主人公があちこち首を突っ込んでるだけで、ホテルコンシェルジュがマルチタスクをこなしているように見えなかったこと。これが致命的。
だって、聖徳太子じゃあるまいし、普通は一度に1人の人間が出来ることは1つ。それを上手くやりくりして複数をこなしているのに、その「上手くやりくり」がこの主人公には描かれなかった。だから、主人公が解決したように見えないから痛快でも感動的でも無い。
なぜ、別の客の話を強引に重ねたの?
複数の客のエピソードを並行したことと、そのエピソードを強引に何かの括弧で括って因数分解して無理な大団円に持ち込むパターンを最後まで改めなかったのが最大の問題だったと思う。もう少し、上手くやれば何とかなったのに…
あとがき
この職業のドラマにはほぼ完成形の同局の『ホテル』があるんです。だからこそ、もっと丁寧に且つ気合を入れて作って欲しかった。ホテルが題材のドラマだから期待しただけに大きく裏切られた気持ちです。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
ホテルコンシェルジュ Blu-ray BOX
ホテルコンシェルジュ DVD-BOX
デスペラード(CD+DVD)
Stars(CD+DVD)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7574/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/426555065.html でも、TB受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
- 関連記事
-
- まれ (第154回・9/24) 感想 (2015/09/24)
- まれ (第153回・9/23) 感想 (2015/09/23)
- ホテルコンシェルジュ (第10話 最終回・9/22) 感想 (2015/09/23)
- スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 (2015/09/21) 感想 (2015/09/23)
- まれ (第152回・9/22) 感想 (2015/09/22)