まれ (第152回・9/22) 感想

朝ドラ まれ

NHK総合・連続テレビ小説『まれ』公式
第26週『希空ウエディングケーキ』『第152回』の感想。

なお、当記事は、受信料を支払ってるだけでモノ言わぬのもしゃくな上に、8/20にクランクアップしてしまったため、本作へのほんの僅かな編集への期待と愚痴と重箱の隅突きなっております。
楽しくご覧になっている方や愚痴や重隅突きはウザいと思う方は、読まない方が良いです。また、ネタバレサイトで先のあらすじを読んだ方、こちらに書き込むのは止めて下さい。


コンクールへの出場のため会場を訪れた希(土屋太鳳)はそこで初めて、大悟(小日向文世)の出場を知る。一方、会場に駆けつけた圭太(山崎賢人)と一徹(葉山奨之)は、徹(大泉洋)が会場に現れるのではないかと周囲を見回すが、それらしき人物は見当たらない。会場ではケーキ作成の制限時間が迫り、出場者は追い込みに集中。そんななか、仕上げに取りかかる希に背後から大悟が声をかけてきて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今さら、陶子がもっともらしいことを言っても響かない

冒頭で陶子が一見もっともらしいことを言って希をけしかけたが、完全にチンプンカンプン。だって、そもそも大悟がどれほどの世間で認められたパティシェなのかも、このコンクールの規模や価値も良く解からず、何より希の実力が「世界一」に手が届く次元なのかも描かれていない状態で、女だ、母だ、意地だと言われてもピンと来ない。

こう言う視聴者に「もっともだ」と思わせるなら、その台詞を言うシーンに信ぴょう性と説得力が無いと頷けるはずがない。結局はいつものシーンの下地の連続性や状況説明が不十分のところで、カッコいい台詞だけ書くからこうなるのだ。今さら言っても遅いが…

今さら、大悟に言われなくても視聴者は解かってる

大悟「すべて親父から始まってたんだな、お前の夢は」

うーん。もう何度も書くのが面倒なのだが、土曜日の第150回の感想で書いた通り、このコンクールのくだりに徹がいないのは明らかに不自然なのだ。もちろん、篠崎先生が徹を不在にすることでドラマチックにしたいのは理解できる範囲だ。しかし、半年も続いた朝ドラの最終週でこの構成は不適合だと思う。

なぜなら、今は本作に否定的な視聴者だって、始めの1か月ほどは好意的に観ていたはず。だから、今さら大悟に言われなくても、希の夢の原点であり原動力は徹であることは十分承知なのだ。むしろ、それを今日までほぼ描かずに来たことが大問題であり、それこそ否定的な気持ちの原点であり原動力なのだ。

今さら、希が実力で世界一になるかなんてどうでも良い

そして、篠崎先生も承知なのだ。描くべきことを描いてこなかったことを。だから、罪滅ぼしの意味で今さら大悟にこの台詞を言わせた。でないと篠崎先生は不安で堪らないのだろう。視聴者が忘れていたら、盛り上がらないと…。視聴者を馬鹿にするなと言いたい。

希が実力的に世界一のパティシェになるかどうかなんて、視聴者はとっくに見切っている。家族や地元のお客さんから「世界一」と認められればそれで十分程度にしか期待していない。だから、最終章はもっと単純に、希は徹とタッグを組んで、大悟を超える挑戦を描くだけで良かったのだ。明らかに構成の失敗だ。

1秒を競う現場で選手同士が世間話する有り得ない脚本

そして、今日もお菓子の話だけに「おかしな」ことだらけ。一子が審査会場内で写真撮影をしたが、公式記録員にでもなったのか、特別な許可でももらったのか。他の報道陣がいないのは明らかに不自然。

そして、今日最大の不自然は、1秒単位で競ってるはずの状況で、希と大悟が世間話を始めたこと。常識的にはこの類のコンクールでは、出場者同士の会話は違反行為だと思うが、篠崎先生のレギュレーションは違うらしい。なら、それも良いだろう。

大悟が希の邪魔をしているようにしか見えない演出

しかし、私が解せないのは、どう好意的に観ても、大悟が希の邪魔をしているようにしか見えないことだ。師匠として弟子にプレッシャーをかけるのは良い。だったら。審査前に言うべきでは?いや、審査前に言うのがマナーだし、師匠の言葉に動揺し奮起した希が本戦で新たなケーキに挑戦する方が、間違いなくドラマチック。

話を進めないだけでなく、わざわざ劇中の時間を止めて視聴者がウンザリする説明を大悟に言わせても、今さら感しか漂わない。おまけに久し振りに朝からトイレのシーン。もう良いよと言いたい15分間だった。

あとがき

最終回は徹が帰って来て大宴会で終わりそうですね。本当につまらないです。何を描かれても心に響かないまま。緊張感も共感も無し。オープニング映像から、嫌悪感と苛立ちだけ。朝から楽しく笑って泣けてジーンと来る、そんな朝ドラが恋しい季節です…

放送終了後に『もうすぐ!連続テレビ小説「あさが来た」』が放送されましたね。私の気分も既に『あさが来た』モードに入りました。原案の小説も読みました。原案としては楽しい小説ですが、映像化は難しい作品だと思います。でも、この特番を見る限りでは、『まれ』より「まし」な予感はします。

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【これまでの感想】
第1週『魔女姫バースデーケーキ』
1 2 3 4 5 6
第2週『告白シュークリーム』
7 8 9 10 11 12
第3週『卒業ロールケーキ』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら桜もち』
19 20 21 22 23 24
第5週『情熱ミルフィーユ』
25 26 27 28 29 30
第6週『母娘キャロットケーキ』
31 32 33 34 35 36
第7週『横浜激辛プチガトー』
37 38 39 40 41 42
第8週『危機的クリスマスケーキ』
43 44 45 46 47 48
第9週『再出発エンゲージケーキ』
49 50 51 52 53 54
第10週『逆転一発パンケーキ』
55 56 57 58 59 60
第11週『泥沼恋愛チョコレート』
61 62 63 64 65 66
第12週『官能カスタードクリーム』
67 68 69 70 71 72
第13週『運命カカオ64%』
73 74 75 76 77 78
第14週『絶体絶命メッセージプレート』
79 80 81 82 83 84
第15週『下克上駄菓子ケーキ』
85 86 87 88 89 90
第16週『絶縁コンビニスイーツ』
91 92 93 94 95 96
第17週『究極選択パリブレスト』
97 98 99 100 101 102
第18週『親心ロールケーキ』
103 104 105 106 107 108
第19週『潮時じゃがいもガレット』
109 110 111 112 113 114
第20週『男たちのウィークエンド』
115 116 117 118 119 120
第21週『復活マルジョレーヌ』
121 122 123 124 クランクアップ 125 126
第22週『出産クッサンベイビー』
127 128 129 130 131 132
第23週『いっぱい失敗タルトタタン』
133 134 135 136 137 138
第24週『女たちのジレンマムース』
139 140 141 142 143 144
第25週『秒読みコンクールケーキ』
145 146 147 148 149 150
第26週『希空ウエディングケーキ』
151

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コメント

No title
こんにちは。
いつも興味深く拝見してます。「まれ」は、お菓子の話ではなく、おかしな話だったのですね。感想書かれるのも、本当に大変だったと思います。お疲れ様でした。
脚本、最後まで変ですね。視聴者が置いてきぼりでした。
最後まで見ますが、「あさが来た」が始まったら、「まれ」のことは忘れたいです。
  • 2015-09-22│11:37 |
  • 桃子 URL│
  • [edit]
Re: No title
☆桃子さん
コメントありがとうございます。

最終週がここまで酷いとは思いませんでした。
でも、土曜日までの辛抱です。
  • 2015-09-22│11:48 |
  • みっきー(管理人) URL│
  • [edit]

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