ナポレオンの村 (第7話 最終回・9/20) 感想

TBS系日曜劇場『ナポレオンの村』(公式)
第7話/最終回『さらばスーパー公務員!最後の戦い…起死回生の作戦とは』の感想。
なお、原案:高野誠鮮氏の『ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?』は既読。読書感想の記事はこちらです。
戸川(山本耕史)に連れられて、村に乗り込んできた内閣府の管理官・桜庭(西村雅彦)が、神楽村を限界集落問題解決のモデルケースにしたいと言い出す。浅井(唐沢寿明)は、集落再生のマニュアルを作るという桜庭の話に違和感を抱くが、菰田(イッセー尾形)ら村人たちは賛成する。桜庭は、国の助成金が出るのを見込んで、村の道路の整備や新しい直売所の建設に着手。さらに、各省庁の官僚やメディアも村に呼び込みアピールする。一方、由香里(麻生久美子)は浅井が村を去ってしまうのではないかと不安を抱き…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最終回で、何とかドラマとして形が決まったか!?
第5話までトントン拍子の村興しが描かれ、前回の第6話でやっと主人公の葛藤が描かれた本作の最終回。これでもかってナポレオンの言葉を引用して(強引に)盛り上げた甲斐あって、何とか最大の敵に立ち向かう主人公を描いて、ドラマとして形が決まった感じ。その点においては悪いと思わないが、何とも物足りない…
全部であと3~4話欲しかった
その原因は、全7話と言う小規模な全体の構成。私が考えるには、第1話と第2話の間に少なくとも2話、最終回直前にもう1話、全部であと3~4話欲しかった。前半にヴォリュームを持たせればトントン拍子は薄まったろうし、後半に1話あれば主人公の苦悩がもっと描けたと思う。本作の残念さは、ここしかない。
俳優陣も物語も悪くない。悪いのはTBSの番組編成だ
既に上で書いたことが総括的になっているが、改めて書けば全話数が少ないから、村民たちの心の変化が見えなかった。だから、トントン拍子であり成功が唐突に見えたのだ。もちろん連ドラなのに毎週連続して放送されなかった不幸もある。
俳優陣も悪くない、物語も原作より劣るが悪くない。こうなると原因はTBSの番組編成ってことになる。本当に勿体ないと思う。あと3話あれば、評価は全然違ったと思う。
あとがき
TBSが自らの放送の編成に自爆した感じと言えば良いでしょうか。本当に勿体ないとしか言いようがありません。
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ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
TBS系 日曜劇場「ナポレオンの村」オリジナル・サウンドトラック
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【これまでの感想】
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