花咲舞が黙ってない [第2シリーズ] (第11話 最終回 10分拡大SP・9/16) 感想
![花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]](http://blog-imgs-71.fc2.com/d/m/e/dmesen/hanasaki21.jpg)
日テレ系『花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]』(公式)
第11話/最終回・10分拡大SP『賄賂疑惑!!銀行最大の危機』の感想。
舞(杏)は相馬(上川隆也)と、頭取・芹澤(村井國夫)の妻の個展の手伝いに駆り出され、真藤(生瀬勝久)の妻・嘉子(大島さと子)に声を掛けられる。一方、倒産した建設会社の裏金の一部の1億円が、東京第一銀行に賄賂として流れているとの密告メールが届き、舞たちは専務の堂島(石橋凌)から極秘調査を命じられた。2人は発信者に接触し、追加融資の便宜を図る見返りとして、5年前に1億円を受け取ったのが真藤だと知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
『2』はこんなパターンばかり
最終回だから、もうどうでも良いのだが、結局この『2』はこんなパターンばかり。「こんな」とは、本来、臨店班の舞(杏)は相馬(上川隆也)がやるべきことが少ししか描かれ、2人である必要のないことばかりが大量に描かれるってパターン。最終回は、正に「こんな」の集大成だった。
最終回も、いつもと同じ
今回も臨店班の仕事でないのはいつものこと。まっ、流石に上司の指示だし、銀行の一大事に主人公が関わるのは、ドラマだからしょうがない。もちろん、展開もオチも誰もが想像できるお話であるのもいつものと同じ。
今回も、舞と相馬が書類を取りに行くのか
上に書いた「2人である必要のないこと」と言うのがモヤモヤさせるのだ。言ってはおしまいかもしれないが、証拠書類を舞に送りつければ良いのに、わざわざ舞と相馬が取りに行って確認してる、このくだり完全に不要。堂島の妻が堂島が舞を信頼してるなんて手紙で十分だし。ここに時間を割くのが「こんな」のパターン。
2人がやるべきは、提出書類の真偽を確かめる事でしょ
本来は臨店班と言うべきでは無いかもしれないが、物語の流れ上 “臨店班の” 舞と相馬が今回の案件でやるべきも、伝票や書類の真偽を確かめることであって、刑事のように調査することではないと思う。
尺が足りないのか、映像的にメリハリを付けたいのか知らないが、主人公がやるべきことよりやる必要のないことを多く描くのは物語のテーマをぼやけさせるだけ。番組の最後に舞が啖呵を切れば何となく勧善懲悪が成立するからそれで良しと言う視聴者が多いと思うが、ドラマの仕上がりは『1』には遥香に適わないかった。
あとがき
『2』は、臨店班の2人が身内や知り合いに甘い判断を下すのが多かったことと、臨店班がやるべきことでないことを描き過ぎたと思います。もっと勧善懲悪を際立たせてこそ、本作の本来の面白さが出て来るのでないでしょうか。
こんな仕上がりでも高視聴率ですから、続編をつくる気は満々でしょう。ならば、次回は臨店班でなく『相棒』の「特命係」のような銀行内の「よろず相談班」にしたら不自然さも無く何にでも首を突っ込んで自分の正義感で解決できます。そっちをお勧めします。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
「花咲舞が黙ってない 2015」Blu-ray BOX
「花咲舞が黙ってない 2015」DVD-BOX
花咲舞が黙ってない オリジナル・サウンドトラック
I am a HERO(初回限定 特製グッズ「スペシャル・マフラータオル」付盤/福山雅治)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7550/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/426213684.html でも、TB受付けております。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
- 関連記事
-
- まれ (第148回・9/17) 感想 (2015/09/17)
- リスクの神様 (第10話 最終回・9/16) 感想 (2015/09/17)
- 花咲舞が黙ってない [第2シリーズ] (第11話 最終回 10分拡大SP・9/16) 感想 (2015/09/17)
- まれ (第147回・9/16) 感想 (2015/09/16)
- となりの関くんとるみちゃんの事象 (第8話 最終回・9/15) 感想 (2015/09/16)