ホテルコンシェルジュ (第9話・9/15) 感想

TBS系火曜ドラマ『ホテルコンシェルジュ』(公式)
第9話『美容界のドン登場!ホテル最大の危機!?』の感想。
なお、当記事は、ホテルマンとして働く私の個人的見解です。楽しくご覧になっている方や愚痴や重隅突きはウザいと思う方は、読まない方が良いです。
「ホテルフォルモント」で美容会社の創立30周年記念キャンペーンが展開されることに。社長の映里子(泉ピン子)は記者会見で、フォルモント限定のビューティープログラムの実施や、6人の候補からキャンペーンガールを選ぶことを発表。さらに、最終日に重要な発表をすると宣言し、詳細を知らない成沢(伊武雅刀)らは驚く。そんな中、塔子(西内まりや)は広報室長・美麗(内山理名)が母の映里子と折り合いが悪いことを知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ワンマン社長だけは良く出来てた
一流ホテルでイベント開催するワンマン経営の創業社長の設定としては、第9話の脚本担当・松田裕子氏にしては、よくシナリオ・ハンティングしたと言いたいところだが、まあ偶然リアルな人物設定になっただけだと思うが。だからこそ、ワンマン社長を納得させた時の満足感が癖になるのだ。
ほぼ3本立ての同時進行で、主人公が絡まないって???
さて、第9話の内容だが、これ本当にホテルコンシェルジュのドラマなの?ってレベル。内容はほぼ3本立ての同時進行で、殆ど塔子(西内まりや)が、いやホテルコンシェルジュが絡んでないエピソード。
「夢」とか「人生」とか「家族」とか重ねてるのだろうが、エピソードの内容としてはこれらのキーワードで因数分解出来ているとしても、ドラマ全体を観た時に、ただただバラバラで散漫な印象を与えてしまっては元も子もない。
「新人ホテルコンシェルジュ失敗集」か
「珍客エピソード集」のどちらかにしておけば良かった
本作は3人の脚本家のリレーだが、どの脚本家も奥行き感が恐ろしく乏しい。横には広げるだけ広げるが、演出含めて人間の内面を描けてないから、同時進行しているエピソードの箇条書きを膨らませてるだけに見えちゃう。
その上、折角揃えたベテラン俳優陣も活かさないから、その面でも深みが出ない。「珍客エピソード集」なのか「新人ホテルコンシェルジュ失敗集」なのか、どちらかに振っておけば良かったのに、次回が最終回では時既に遅し…
あとがき
その上、二週跨ぎってどう言う企画構成なんだろう?それに、契約云々まで問題が大きくなったら、実際はホテル社長クラスの人間が問題解決するレベルの事案で、現場の人間がどうこう出来る話じゃないと思います。まだ、今日のエピソードで塔子だけは社長の映里子(泉ピン子)に絶大なる信用を得ているなら別ですが…
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【これまでの感想】
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