民王 (第7話・9/11) 感想

テレ朝系金曜ナイトドラマ『民王』(公式)
第7話『謀反』ラテ欄『最終章…!!池井戸潤原作~生きろボクが信じた総理大臣本当の敵は目の前に』の感想。
なお、原作小説:池井戸潤氏の『民王』は未読。
まず、この記事を書いている時点で前回の(本家の)記事に62回のWeb拍手を頂き、ありがとうございます。秋の婚礼シーズンで多忙につき記事のアップが遅れてすみません。では、早速本題へ入ります。
容姿が泰山の翔(菅田将暉)は倒れ、生死の境をさまよう。息子を救うため、泰山(遠藤憲一)がまさに命懸けの決断を下す中、翔の身に奇跡が起きる。一方、泰山は総理バッシングと‘脳波ジャック’に関して、クリーンなイメージで人気上昇中の共和党党首・冬島(猪野学)が怪しいと気付き、蔵本(草刈正雄)とエリカ(知英)父娘を巻き込んで調べ始める。また、内通者の背後に黒幕がいると確信し、貝原(高橋一生)に探らせる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
泰山と翔が別行動になったのは残念だが…
前回の泰山(遠藤憲一)の命懸けの決断から一変、衝撃的な翔(菅田将暉)の奇跡で物語スタート。こんな軽~く突っ込みたくなるような展開も “神展開” に見えてくるのが本作が素晴らしさだ。しかし命が助かったお蔭で、泰山と翔が別行動になり2人の絡みが少なめになったのは残念だが…
しかし、それ以上に残念な「次回が最終回」と言う事実を考えると、この時点でこれまで描いて来た見た目が泰山の翔のモフモフンの歌などの「迷(名)実績」や翔の見た目の泰山のオヤジらしさと総理らしさをしっかり魅せた価値の方が大きい。
抜け目なしの脚本、演出、演技は更にパワーアップ
また、常に視聴者を飽きさせない工夫満載の脚本と演出と演技は健在、いや前回以上にパワーアップ。泰山のピョコっと手を挙げる回数も多いし、同じ言葉の繰り返しによるネタの濃厚さも実に効果的。そして何より、実に細かくてどうでも良いような部分(失敬)にも手抜きせず丁寧に小ネタで飾り付ける。それが全然ハズレなし。ホント、抜け目なしの脚本、演出、演技とはこのことだ。
入れ替わった後の4人の俳優陣の演技の素晴らしさ
そして、毎度のことながら触れない訳にいかないのが、入れ替わった後の4人の俳優陣の演技の素晴らしさ。ここまで完璧に入れ替わりを演じられると、普通の等身大の役の時がちょっと物足りなくなると言う贅沢な悩みさえ、抱えてしまう程楽しい。
「ニッターッ!」を演じる山内圭哉さんも見逃せない
贅沢な悩みと共に少し(大きな)心配なのが、公安の「ニッターッ!」を演じてる山内圭哉さん。今月末から放送開始の朝ドラ『あさが来た』に出演するのだが、私には「ニッターッ!」にしか見えないかも。その位にメインの4人に負けない強烈な印象を私に焼き付けている。今後の活躍に大いに期待したい。
あとがき
ダンスシーンが無かったのは残念ですけれど、ラストで元に戻った喜びを分かち合う翔とエリカで、主題歌「ストレスフリー」のイントロが入ってくるタイミングも抜群。翔からもらった女子力がちょっと高まった感じの強さと優しさを兼ね備えた泰山もすごく魅力的だし。
そして、ついに来週が最終回。いっそダラダラ続けてる某朝ドラと入れ替わってしまえば良いのにって思いませんか?
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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