エイジハラスメント (第9話 最終回・9/10) 感想

テレ朝系『エイジハラスメント』(公式)
第9話/最終回『不祥事を暴け!!最後の敵はパワハラ役員』の感想。
なお、原作小説:内館牧子氏の『エイジハラスメント』は未読。
保科(小泉孝太郎)が18歳のモデル・レナ(松井愛莉)と食事をする姿を目撃した英美里(武井咲)は若いうちに結婚したいと百合子(稲森いずみ)らに話す。そんな中、権藤(風間杜夫)が女性登用推進部を立ち上げる。高山(竹中直人)から新部長に推薦したと聞かされた浅野(吹越満)は有頂天。やがて新たな人事が発表され、桂子(麻生祐未)らが登用される。女性だから得をしたと井川(瀬戸康史)らに言われ、英美里は居たたまれない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
シリーズ全9話の企画構成に疑問が残った作品
ついに、最終回。最後の最後までシリーズ全9話の企画構成に疑問が残る作品のまま終わってしまった。私の苦手な武井咲さん主演にもかかわらず、エイジハラスメントと言うテーマに興味を持ち、第3話までは英美里(武井咲)の「五寸釘」のキメ台詞もカッコ良かったのに…
第4話から迷走が始まり、ついに方向転換しちゃった
第4話から迷走が始まった。エイハラはすっかり影を潜め、話はパワハラとモラハラの話にシフトしてしまった。更に第6話からは突然に英美里の不倫恋バナと百合子(稲森いずみ)との女の嫉妬対決になってしまった。
確かに私の好き嫌いを抜きすれば、シリーズ中盤で番組の雰囲気を変えたり方向を主性するのは悪いと思わない。ドラマが楽しくなれば良いのだから。しかし、今回は大人の事情が見えてしまった。だって、最後に「五寸釘」のシーンさえ付ければ良いだろうと言う意図が丸見えだから。流石にやり過ぎだと思う。
第5話と最終回は繋がってた。これで良かったのに
ただ、最終回だけ観れば、第5話で始まった権藤(風間杜夫)のパワハラ、セクハラと最終回を繋げれば、今回の英美里のラスボスを社内で最強のパワハラ役員に仕立てた「五寸釘をぶち込むぞ」も百合子の本音の爆発も、そんなに悪くない。最初から「ハラスメントと闘う女たち」にしておいたら良かったのに…
あとがき
苦手な武井さんでも期待しただけに、このシリーズ後半の方向転換は残念としか言いようがありません。内館牧子先生は、一体本作で何を描きたかったんでしょう? 始めから「ハラスメントと闘う女たち」にして、恋バナ全カットで良かったのに…
最後に、今回の武井咲さん、主人公・吉井英美里を好演したと思います。
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【これまでの感想】
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