花咲舞が黙ってない [第2シリーズ] (第10話・9/9) 感想
![花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]](http://blog-imgs-71.fc2.com/d/m/e/dmesen/hanasaki21.jpg)
日テレ系『花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]』(公式)
第10話『銀行をぶっつぶす!脅迫文が訴えた支店長の罪!!』の感想。
舞(杏)と相馬(上川隆也)はインターネットの掲示板に「ぶっつぶす」と書き込まれた豊洲支店へ。閉店直後、ごみ集積所でぼやが発生し、現場検証の結果、ATMコーナーから集めたごみが火元と判明した。そして、ネットの書き込みのハンドルネーム‘狐’と共通する振り込み人‘キツネ’が浮上。防犯カメラの映像から、若い男だと分かる。その後、狐は再び掲示板で、支店長・三枝(津田寛治)を名指しで攻撃してきて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「間違っている」と言えず苦しむ人を助ける話でしょ
公式サイトのイントロダクションには本作のコンセプトを、“臨店班の2人が追うのは、全国の支店で起きる事件や不祥事の数々。間違っていることを「間違っている」と言えずに苦しんでいる人のために立ち上がり、様々な事件をすっきり解決していきます。” と書いてある。
臨店班が関係者探しに時間を割くのは勿体ない
そう本作が描くべきは、刑事ドラマの刑事たちように臨店班が関係者や犯人を探し出すことでななく、勧善懲悪の時代劇の水戸黄門のように間違っている人に対して舞(杏)と相馬(上川隆也)が「間違っている」と “正しい正義感” で不正を犯した人間をを叱ることではないだろうか。
人探し要因を1人増やせば良いだけのことなのに
しかし、今回の舞と相馬が中盤までやっていたのは、ほぼ刑事の捜査と同じの人探し。今さら言っても遅いが、人探しのくだりは、別の立場の登場人物を作ってテキパキと進めれば良いだけのこと。今回だって、舞と相馬が久我元専務(大和田獏)の悔しさに共感するくだりも、もっと見応えある描写が出来たろうに…
あとがき
久し振りに本作らしい正義感が気持ち良かった “いい話” だっただけに勿体ない構成でした。出来れば人探しをもう1人雇って、舞と相馬がやるべきことに集中させれば、もっと舞と相馬の見せ場が際立ったと思います。『2』で最初からやるべきでしたね(おっと、総括気味になってしまいました)。
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【これまでの感想】
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