となりの関くんとるみちゃんの事象 （第7話・9/8） 感想

TBS系『となりの関くんとるみちゃんの事象』（公式）
『となりの関くん』は七時間目『折り鶴』、『るみちゃんの事象』は第7話の感想。
なお、原作漫画：森繁拓真氏の『となりの関くん』と原克玄氏の『るみちゃんの事象』は未読。

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『となりの関くん』
今日の関くんは机の上に大量の折り紙を出して折り始めた。きっと関くんのことだからいろいろな動物を折って戦いを始めたりするんだろうと思っていた横井さん。しかし関くんは真剣に鶴を折り続ける。
どうして関くんは鶴だけを折り続けているのか…誰かのお見舞いのために折り続けているのかと思って一緒に鶴を折る横井さんに衝撃の理由が判明する…！
『るみちゃんの事象』
なかなか遊んでくれないくみちゃんに不満を持ちながらなほちゃんに助けを求めるるみちゃん。るみちゃんなほちゃんの不思議ワールドが大炸裂！謎のパーティー部ヘンリー・モーガンも登場！るみちゃんの所属するパーティー部とはいったいどんな部活なのか…
るみちゃんとくみちゃんが合コンへ！なかなか合コンという環境に馴染めないるみちゃんの言動はどう発展するのか！？
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

『～関くん』は横井さんの妄想が爆発

前回が少々奇抜さに欠けた内容で残念だった本作だが、今回は冒頭から、横井さんがこれ以上自分の勉強の邪魔をされたくないと、関くんの行動をどんどん妄想し始めると言うこれまでと違ったスタイルで始まった。

時間は刻々と過ぎているが、関くんは淡々と折り紙で折り鶴を折ってるだけ。すると今度の横井さんは勝手に「千羽鶴」と妄想し、関くんが誰かの病室に千羽鶴を飾る場面を妄想する。今回は関くんの手元より横井さんの妄想のシーンの方が多いって異色な展開が続く…

そして、感動的なBGMに合わせて横井さんも「千羽鶴」を折り始まる。しかし、気づくとティッシュボックス大の巨大カエルの折り紙が、次々と折り鶴たちを飲み込んでいく。完全に感動的な妄想を否定されて怒る横井さん。結局、関くんの行動を見ているだけでも妄想しても勉強は手につかないってオチ。今回は面白かった。

『るみちゃんの事象』はシュールさ全開

第23象『好きと嫌いでできている』では、火を点けるより消す方が人間らしいから好きと言う意味不明な理由で消火器は好きと言うるみちゃん。人は人を好きになること以外我々が幸せになる道は無いから人間は好きと言う。そして、追い出された鬼が可哀想なだけの豆まきって風習がいけないだけで鬼は好きと言う。なぜか優しさを見せるるみちゃんだが、思ってもいないことを言って気持ちが悪くなるってオチ。

第24象『パーティー部』では、妙な英語を話す先輩・ヘンリー・モーガン（大西礼芳）が登場。ただただハイテンションで一致団結しているるみちゃんたちに、不思議に嫉妬を覚えるくみちゃん。るみちゃんより強烈なキャラの登場で一風変わった作品になった。

第25象『合コンでGO!』では、始めは合コンに馴染めないるみちゃんとくみちゃんだが、途中からるみちゃんの意味不明な言動で合コンがどんどんシュールな空気になっていく。このシュールさが堪らない。

あとがき

今回は、2作品とも思考を凝らした展開で面白かったです。次回も期待します。

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