ど根性ガエル (第8話・9/5) 感想

日テレ系『ど根性ガエル』(公式)
第8話『16年の恋に決着!死ぬなピョン吉』の感想。
なお、原作漫画:吉沢やすみ氏の『ど根性ガエル』は数巻は既読、過去のアニメ版も見た記憶あり。
選挙の投票日前日、ゴリライモ(新井浩文)はひろし(松山ケンイチ)に、京子ちゃん(前田敦子)へのプロポーズを宣言。当選したら結婚してほしいと告げるという。ゴリライモを応援する気がなくなったひろしだが、選挙事務所でピョン吉(声=満島ひかり)と漫才をする約束をしてしまっていた。せめて京子ちゃんの前でいいところを見せようと、ひろしはピョン吉と舞台に立つ。翌日、投票所に向かったひろしは、投票用紙を前に悩み抜く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
本作は、ひろしが成長する物語で無いのか?
前回で、ひろし(松山ケンイチ)とピョン吉(声=満島ひかり)のの関係をリアルに且つしっかりと描いて、「2人の絆」を最終章に向けて “改めて” キッチリ描いたのを受けての今回。そのお蔭で、2人の漫才は見事なまでに見所になった。その点については異論はないし、面白くなった訳でも無い。
ただ、何となく引っ掛かるのだ。確かに本作では、ひろしと京子ちゃん(前田敦子)との恋愛模様や、ひろしとピョン吉の関係の結びが描かれるとは言え、物語の核心部分は、ひろしがかつてのど根性を取り戻して成長することではないだろうか。だとしたら、今回のエピソードでひろしは成長したと言えるだろうかってことが引っ掛かるのだ。
ひろしとゴリライモの友情に絞れば良かったのに…
そう思ってしまう原因は、ここ最近は、ひろしと京子ちゃんの恋愛模様は大きな話の流れの中の1つのネタ的な扱いで、どちらかと言えばゴリライモ(新井浩文)の選挙活動を通して、ひろしとゴリライモの友情を描いて来たように思う。だとしたら、折角引っ張って来た選挙の括りで、前回のような感じでひろしとゴリライモの「2人の友情」に絞り込んだ方が良かったのではないだろうか。
幼馴染たちの関係を描きつつ、ひろしが相手の気持ちを考え、自分自身に真面目に向き合ったのは間違いで無いが、かつてのど根性を取り戻して成長したと言うよりも、幼馴染たちの恋愛模様の描写ではなかったろうか。決して悪くは無いのだが、前回とのギャップが大きかったのが少々残念だ。
あとがき
一言。次回に期待します。
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ドラマ「ど根性ガエル」オリジナル・サウンドトラック(仮)
ど根性ガエル (1) ピョン吉誕生の巻
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【これまでの感想】
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