花咲舞が黙ってない [第2シリーズ] (第9話・9/2) 感想
![花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]](http://blog-imgs-71.fc2.com/d/m/e/dmesen/hanasaki21.jpg)
日テレ系『花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]』(公式)
第9話『消えた一千万の手形…絶対に隠したかった関係!?』の感想。
舞(杏)と相馬(上川隆也)は、取引先から預かった1千万円の約束手形を紛失した三鷹支店で、当事者の融資課員・堀田(和田正人)から経緯を聞く。その三鷹支店で、舞は新人時代に仕事のイロハを教わった先輩・香澄(中村ゆり)と再会。香澄によれば、堀田は真面目で仕事熱心だという。翌日、舞たちは堀田と共に前日の足取りをたどり、堀田から取引先を出た後、実はファミリーレストランに立ち寄っていたと告白される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
『2』の3つの大きな問題点が浮き彫りに
『第2シリーズ』の2つの大きな問題点が浮き彫りになったような話だったのではないだろうか。
●最後に舞(杏)が啖呵を切るシーンが無いとドラマとして締りが無いこと。
●臨店班の正義感はブレやすく、特に舞が知り合いや身内に超甘いこと。
●銀行員として認識が低い人間ばかりが登場するように見えてしまうこと(仕方ないか)
相馬が堀田を叱りつけたのが、唯一の救い
共感し難い堀田(和田正人)と香澄(中村ゆり)の言動から端を発した銀行員としてあり得ない事件を、臨店班の2人が解決したと言うストーリーの骨格は、これまでで一番良かったと思う。特に相馬(上川隆也)が堀田を叱りつけたのが良い。堀田が舞の知り合いならこれまで同様に責めが甘くなるに決まってるから。
ただ、上に書いたように舞の啖呵を切るシーンが無いと物足りないのも事実。でも、妙な的外れの正義感で怒るよりはずっとマシ。結局、舞が理屈に合った正義感で最後に水戸黄門の印籠を出さないと本作の面白さは引き出されないってことを証明したような1時間だったと思う。もう第9話で時既に遅しって感じだが…
あとがき
最後の香澄の今後のついてのシーンなんて全く必要ないですよ。少なくとも私が観たいのは、事の顛末や銀行の処分でもなく、飽くまでも舞と相馬が納得できる正義感で不正を犯した人間をを叱るところです。
時代劇もそうですが、勧善懲悪のドラマとはそう言うものだと思います。
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【これまでの感想】
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