エイジハラスメント (第7話・8/27) 感想

テレ朝系『エイジハラスメント』(公式)
第7話『男を賭けて最強パワハラ女上司と戦う!!』の感想。
なお、原作小説:内館牧子氏の『エイジハラスメント』は未読。
保科(小泉孝太郎)と英美里(武井咲)の関係に対する疑いを強めた百合子(稲森いずみ)は、英美里の仕事を次々と取り上げる。なぜ百合子が怒っているのか思い当たらない英美里は落ち込む。一方、年上の女性社員を尊重し‘総務の王子様’ともてはやされる井川(瀬戸康史)だが、その態度は建前に過ぎなかった。そんな中、権藤(風間杜夫)が推進する女性登用プロジェクトのリーダーの座を狙う浅野(吹越満)は、井川の案を横取りする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
英美里のキャラがブレまくり
うーん、どうしてここまで英美里(武井咲)のキャラクターがブレまくるんだろう。だって、いくら本人に保科(小泉孝太郎)との不倫がが後ろめたいとしても、保科と百合子(稲森いずみ)の関係は知らないのだから、序盤からの百合子からのパワハラは、速攻で英美里(武井咲)が「五寸釘」を持ち出すレベルの事件。
なのに、「私が何かしたのなら、教えて下さい」では、キャラ崩壊と言わざるを得ない。
百合子のパワハラも唐突だし、引っ張り過ぎ
それに百合子がしているパワハラが唐突過ぎて、いくら嫉妬で狂ったとは言え、あそこまで変身しちゃうと、それだけで社内的に問題になってもおかしくないのに、皆見て見ぬふりなのも、前回までを考えると違和感のもと。それをだらだらと偶然の産物で引っ張ってる時点で違和感倍増なのだが。
ついに、内館牧子先生もネタ切れか
それに、結局今回のパワハラのくだり、シリーズ序盤から描いてきたネタ。折角、最近変化が見えてきたのに、また戻ってる。これ、私にはネタ切れにしか見えないのだが。
クライマックスの構成が不自然過ぎる
そしてやっと物語が動き出すのが、英美里の「五寸釘」でなく、45分頃の井川(瀬戸康史)の怒りになっちゃった。それに派遣社員の真理亜(宮地雅子)まで井川に賛同してるのに、当の英美里は突然しらっと「私、リベンジのリーダーになります」と超不自然極まりない形で参加させちゃうとは、怒りを超えて呆れてしまった。
なんでこんな強引で不自然な構成を思い付くんだろう。普通にシリーズの序盤戦のように、英美里がクライマックスに向けて徐々にストレスを溜めていき、百合子に仕返しをするだけで良いのに、百合子をスルーして井川への「五寸釘」が先では面白味が半減どころで無い。やはりネタ切れか。
あとがき
ラストで、何となく次回から新展開風に愛憎劇を描くようだが、肝心のヒロインがハラスメントに腹を立てて「五寸釘」を出す流れが完全におかしい。それに今回も序盤で描いた百合子と英美里のネタが、クライマックスでは消えちゃって、時間に持ち越しって。普通に第3話あたりまでのパターンをこなせば良いのに…
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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