リスクの神様 (第6話・8/19) 感想

フジテレビ系『リスクの神様』(公式)
第6話『盗まれた会社の秘密容疑者は11人の同僚!?産業スパイは誰だ?』の感想。
サンライズ物産と新陽薬品が共同開発した花粉症治療新薬は世界的な需要が見込まれていた。ところが、同じ製法の新薬製剤特許が既に出願されていて、かおり(戸田恵梨香)の恋人で薬品部主任・原田(満島真之介)と、新陽薬品のリーダー・貴子(中山忍)はがくぜんとする。西行寺(堤真一)は新陽薬品から情報が漏えいした経緯を探るべく、内偵を断行。社長・進藤(中丸新将)と開発担当取締役・大鷹(筒井真理子)の不仲説が浮上する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
肝心の問題解決部分を描かないのは合点がいかない
今回は、途中であれこれブツ切れ要素を入れず、西行寺(堤真一)の個人ネタも最後に集約したのは良かった。ただ、あとは残念ながら回を重ねる毎に劣化していくような気がしてならない本作。かおり(戸田恵梨香)の恋人を登場させたりと一定の工夫は認めるが…
話を捻りまくって、容疑者を次々と変えていく30分過ぎくらいまではそれなりに面白かったが、貴子(中山忍)に的が絞られてからは、あれよあれよと真犯人が判明して終了。
西行寺「今回の仕事の最終目的は特許を取り返すことだ」
序盤で西行寺がこう言ったはず。なのに、肝心の特許を取り戻すくだりは曖昧のまま。危機管理の話なのに、肝心の問題解決部分を描かないのは合点がいかないし、本当の意味での面白さを表現しようとしているとは思えない。
俳優を魅(見)せることに重きを置き過ぎ
その上、今回は特に台詞が多かった。状況が状況だし、容疑者も多いし、関係者も多いから説明が多くなるのは仕方ない。しかし、ここまで俳優たちが台詞を喋ってるだけで、テレビドラマとして良いのだろうか。俳優は役を演じて物語を伝えてこそ。なのに、本作は俳優を魅(見)せることに重きを置き過ぎてる。
確かに、魅力的で個性的な俳優陣が揃っているのは認める。企業の危機管理と言うテーマに新しさも感じる。だからこそ期待して観ているのだが、どんどん期待を裏切られていくような気がしてならない。どうか、最終回まで観たくなるような作品づくりをして欲しい。
あとがき
斬新なテーマだからこそ、物語で魅せて欲しいんです。俳優や台詞で無くて。それと俳優と言えば、戸田恵梨香さんすごくお痩せになってますけど健康面は大丈夫なんでしょうか。すき家のCMはお元気そうなんですけど、本作では痛々しいくらい。心配です。
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リスクの神様 上 (小学館文庫 も 3-18)
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