HEAT (第7話・8/18) 感想

フジテレビ系『HEAT』(公式)
第7話『恐るべき社長の本性!最大の裏切りに消防団が崩壊』の感想。
なお、プロジェクト原作:秦建日子氏の『ファイアマンの遺言』は未読。
タツヤ(AKIRA)が提出した再開発計画は、社長の日比野(稲垣吾郎)に破り捨てられてしまう。会社の利益を最優先するよう命じられたタツヤは、計画の変更を受け入れる。一方、増加する落書きを見かねて、見回りを始めた咲良(栗山千明)たちは、不審者が侵入した痕跡がある空き家を見つけ、警戒する。そんな中、再開発のための住民説明会が開かれる。説明会に参加した咲良たちは、壇上に現れたタツヤを見てあぜんとする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
物語の大転機になる重要な放送回だったようだ
「2.8%の大爆死中」とネットで騒がれている本作を第1話の冒頭15分ぶりに観てみた。どうやら最終章直前の物語の大転機になる重要な放送回だったようだ。冷酷なエリートビジネスマンが消防団に入団し街の人々と触れ合ううちに、「自分の利益が第一」と言う今までの信念が揺らいだのは、何とか理解できた。
話はそれなりに悪いとは思わない
今回だけ観ても、第6話までにタツヤ(AKIRA)が消防団の団員たちとそれなりの共生が出来ていたのは理解できる。なのに視聴率が低かったのは、AKIRAさんの演技力が問題だけとは思えない。だって、話はそれなりに悪いとは思わないからだ。
連ドラとしての連続性や積み重ねが雑だったのか
だとすると、低視聴率の最大の原因は、今回のような取って付けたような台詞だけで物語を進めていくスタイルと、タツヤの心の変化の描写が雑で連ドラとしての連続性や積み重ねが雑だったとしか考えられない。いくら演技に頼れないとしても、ここまで表面的な台詞だけ並べられるとつまらないと思う。
あとがき
終盤にこれまた取って付けたように、火遊びする少年たちが登場して、それに関わった消防団員魂の主人公が窮地に追い込まれたわけですが、それまでの立ち退きの話と全然リンクしてませんね。
何れにせよ、もう少しタツヤの心の変化をナレーションなりモノローグで補完しないと、第7話、第8話から観る視聴者には厳しいです。視聴率挽回を狙えばの話ですけど。
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【これまでの感想】
第1話
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