ど根性ガエル (第6話・8/15) 感想

日テレ系『ど根性ガエル』(公式)
第6話『ピョン吉、命の終わり。別れの時』の感想。
なお、原作漫画:吉沢やすみ氏の『ど根性ガエル』は数巻は既読、過去のアニメ版も見た記憶あり。
町内で見つかった不発弾を処理する日、立ち入り禁止区域に住む京子ちゃん(前田敦子)たちがひろし(松山ケンイチ)の家に集まる。おばあちゃん(白石加代子)から空襲の話を聞き、不発弾を見たいと願うピョン吉(声=満島ひかり)はひろしに頼み、たこになって空から処理現場に近づく。京子ちゃんは、不発弾に自分の運命を重ねるピョン吉に違和感を抱く。ひろしは、糸が切れてピョン吉がどこかに飛ばされてしまったことに気付き、慌てる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
最初は、戦争と政治と盛りだくさんだと思った
最初に観た時、前半は終戦記念日を意識して、不発弾を用いて反戦をど根性を上手く絡めた話、後半は夏休みの子供たちを意識して、ゴリライモ(新井浩文)の選挙出馬を用いて政治や立候補や友情を、そして最後はピョン吉(声=満島ひかり)からの告白と盛りだくさんな良い物語だと思った。
二度目は、戦争と政治を意識過ぎちゃったかなって感じ
だから、もう1度観直してみると今度は少し印象が変わった。簡単に言うと、少々戦争と政治を意識過ぎちゃったかなって感じ。70年間不発だった爆弾とひろし(松山ケンイチ)とピョン吉の劇中での15,6年を重ねるのはちょっと重すぎ。むしろ空き地に捨ててある冷蔵庫とか、公園で取り壊される古い遊具とか、そんなモノの方がしっくりきたかも。
前半はもう少し子供に解かり易いモチーフが良かった
但し、後半のゴリライモの立会演説会はお見事。ヒロシの原稿とピョン吉のアドリブ演説もいい感じだったし、松山さんのCG二人羽織風な演技も素晴らしかった、もちろん満島さんの演技も超絶過ぎる。やはり後半が良かっただけに、前半はもう少し子供に解かり易いモチーフでピョン吉の気持ちを代弁した方がバランスが取れたと思う。
あとがき
解かるんですよ。大人のような子供のようなヒロシが主人公とVFXの仕上がりと満島さんの名演技によるの完成度の高いピョン吉がいるから、それを利用して子供たちにいろいろ伝えたくなっちゃう脚本家の気持ち。でも、映像になると、内容はほぼ二本立てで、前半が重め。言いたいこと、やりたいことが解かるだけに、もう少し考えても良かったと思います。次週に期待します。
※8月22日の放送はお休みです。
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ドラマ「ど根性ガエル」オリジナル・サウンドトラック(仮)
ど根性ガエル (1) ピョン吉誕生の巻
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