民王 (第3話・8/14) 感想

テレ朝系金曜ナイトドラマ『民王』(公式)
第3話『政敵』の感想。
なお、原作小説:池井戸潤氏の『民王』は未読。
泰山(遠藤憲一)と翔(菅田将暉)の入れ替わりの原因が判明するが、首謀者は分からず、対処法もない。そこに、テレビ局から憲民党の蔵本(草刈正雄)との党首討論の依頼が入る。今回の陰謀が蔵本によるものだと確信した泰山は、逆に一泡吹かせ、一気に支持率アップを図ろうと意気込む。一方、翔はその生番組に出演する代わり、授業に出てくれと泰山に要求。翔を装い大学に行った泰山は、エリカ(知英)から誕生会に招かれる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
(良い意味で)序盤戦からずっとテレビにツッコミ放し
まあ、本当に良く出来てる。2人が入れ替わったSFチックな設定も、あの被りモノの意匠にしても、真衣(本仮屋ユイカ)が話に絡んでくる理由も、馬の鳴き声の効果音も、ゲストの六角精児さんの使い方も抜群。面白くて不自然さ無し。私は序盤戦からずっとテレビにツッコミ放し。もう一度書くが、本当に良く出来てる。
恐るべし、エンケンさんと菅田さんの演技力
今回も、W主演の遠藤憲一さんと菅田将暉さんとのコントラストが素晴らしい。もう、この2人でないと本作は成立しないと思う。更に第3話にして、エンケンさんと菅田さんがお互いの癖を演技に上手に取り入れているから、より実際に入れかっているように見える。エンケンさんと菅田さんの演技力、恐るべし。
このゾクゾクするメリハリが堪らない
このまま面白おかしく進んで行かないのが本作の真骨頂。30分過ぎのテレビの討論番組で泰山(遠藤憲一)がイヤホンを外したところから、物語は一気に動き出す。このゾクゾクするメリハリが堪らないのだ。そして、直後の誕生日会で翔(菅田将暉)も動き出す。いい構成だ。おっと、高橋一生の存在も見逃せない。
エンターテインメント性に溢れた連ドラ
そして、ラスト5分。泰山の「おばさん発言」から何かあると思わせて、実はラスト1分でエリカ(知英)が蔵本(草刈正雄)の入れ替わりだったと言う大どんでん返し。笑いあり涙ありどんでん返しありと、これ程にエンターテインメント性に溢れた連ドラが最近あっただろうか。次週にも大きく期待する。
あとがき
エンケンさんのちょっとした可愛らしい仕草とか、菅田さんの緩急つけた演技にどんどん引き込まれますね。そして、討論番組での総理の言葉、脚本が上手過ぎて台詞と言うより総理の名言になってました。絶対にあり得ない虚構の中の現実をこんなにリアルに描いてくる本作、ホント目が離せません。
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