となりの関くんとるみちゃんの事象 (第1話・7/28) 感想

TBS系『となりの関くんとるみちゃんの事象』(公式)
『となりの関くん』は一時間目『ドミノ』、『るみちゃんの事象』は第1話の感想。
なお、原作漫画:森繁拓真氏の『となりの関くん』と原克玄氏の『るみちゃんの事象』は未読。
「となりの~」は授業中に遊ぶ関くん(渡辺祐太朗)と隣の席の横井さん(清水富美加)が心理戦を展開。「るみちゃんの~」はるみちゃん(トミタ栞)の日常を描く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「となりの関くん」って、こんなドラマだった
『となりの関くん』は、授業中に机の上で何か1つのことに黙々と集中して、勉強で無く遊んでいる関くん(渡辺祐太朗)と、隣の席の横井さん(清水富美加)のモノローグを中心にした心理戦を描くらしい。
そして、今回は『ドミノ』。机の上に大量の消しゴムを並べてドミノを作り始めてしまう関くん。大小様々な大きさの消しゴムだけを使って、シーソーや立体交差、連続S字カーブなど本格的な仕掛けは、机を越えて教室後ろの棚まで続く。ロープウェイまで使った壮大な仕掛けのクライマックスには、小型の打上げ花火が仕掛けられていて、ついにスイッチオン…
かと思ったら、教室の窓に花火の絵が小さくぶら下ると言うオチ。と思いきや、更に関くんのドミノに集中し過ぎて先生に怒られ我に返った横井さんが関くんを見ると、あの壮大なドミノは姿を消し涼しい顔の関くんがいた。
こんな青春の1ページの描き方があるとは、驚きだ
言ってしまえば、学校の教室の最後尾窓際の座席でのワンシチュエーションコメディだ。学生当時を振り返ると最後尾窓際の席ってちょっと特別な席だったような気がする。そんなちっぽけなスペシャル感に、勉強机の上の無限の可能性を合わせたのが面白い発想だ。
授業中だから関くんがやってることは間違ってるし、横井さんのモノローグのツッコミも間違いだらけなのだが、とにかく楽しい。授業中と言うビミョーな緊張感の中で、2人が誰にも気づかれない「心の会話」「心理戦」を楽しんでいるのが可愛いし、純粋だ。
そしてその光景を視聴者だけが覗き見している背徳感もゾクッとする面白さ。こんな青春の1ページの描き方があるとは、驚きだ。最後に小さいことだが、CM明けのカットが、CM前とちょっとカット割りを変えてある気遣いが粋だ。こう言う小技は嬉しいし、本作のテーマとも合致してる。
「るみちゃんの事象」って、こんなドラマだった
ちょっと変わったと言うか、かなりアレな女子高生・るみちゃん(トミタ栞)が枕を持って堂々と遅刻してきた。と思ったら、突然授業中の黒板に向けて弓から矢を放つ。続いてるみちゃんが取り出したのが花火の尺玉(火薬付)。先生に叱られるが「アクセサリーだ」「女の子はファッションに命がけ」と言ってキレてしまう…が、先生に「わるかった。」のメモが残されていた。
普通でない女子高生のボケの連続にツッコミながら観る
主人公るみちゃんの行動、言葉、仕草のすべてがおかしい。だいぶ普通と違うし、非常識の連続なのだが、ドラマとしてみると、主人公の言動がきちんとボケの連続になっていて、最後にストンと落としてくれるのが気持ちが良い。主人公のボケに視聴者がツッコミながら観るのが正しい楽しみ方かもしれない。
あとがき
ノーマークのドラマでしたが、予告編を観て急きょ録画視聴してみました。これと言ったストーリーがあるわけではありませんが、斬新な切り口のドラマに仕上がっていました。意外と楽しい作品になるかもしれません。ただ、放送時間が心や遅いので録画視聴になりますが…
毎回、感想の記事を書くかどうか解かりませんが、次回も観てみようと思います。
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