民王 (第1話・7/24) 感想

テレ朝系金曜ナイトドラマ『民王』(公式)
第1話『組閣』『(ラテ欄)池井戸潤作 総理大臣がバカ息子と入れ替わり国会騒然!?どうなる日本の未来』の感想。
なお、原作小説:池井戸潤氏の『民王』は未読。
泰山(遠藤憲一)は民政党のドン・城山(西田敏行)の力を借り、総理大臣に就任。不祥事を恐れ、アルバイト先の飲食店に住み込む道楽息子の翔(菅田将暉)を連れ戻そうとするが、失敗する。そんな中、経済産業大臣が失言し、泰山は国会で政敵・蔵本(草刈正雄)から任命責任を問われることに。そのころ、翔の雇い主の元には借金取りが現れた。それぞれ窮地に立たされた泰山と翔だが、次の瞬間、互いの体が入れ替わって…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
星★4つの期待も、全く裏切らない面白さ
『2015年7月期 / 夏ドラマの期待度』で、星★4つを付けた今期再遅スタートの期待作が始まった。結論から言うと、期待を裏切らない面白さだった。とにかく今期のドラマは仕上がりに格差があり過ぎる。そんな中で一気に今期トップに躍り出た感じさえある。
W主役のコントラストが素晴らしい
とにかく、遠藤憲一さんと菅田将暉さんのW主役のコントラストが素晴らしい。そして、個性的な脇役陣も配役がピッタリ。普通は見ることのできない総理・武藤泰山の日常を演じる遠藤憲一さんも良いし、菅田将暉さんのオジサン演技も楽しい。まさか金曜の夜に爆笑の連続のドラマが始まるとは。これは新鮮だ。
入れ替わりありきで内閣が動いて行くのも新鮮
キャラクターが入れ替わる映像作品は過去にもいろいろあるが、“女子力男子” の大学生のダメ息子と、総理大臣の父が入れ替わったことを、周囲の関係者が知っていると言う設定が実に面白い。入れ替わりありきで内閣が動いて行くのがこれまた新鮮だ。
観ているだけで疲れる程笑ってしまった
久し振りに全く滑らないコメディドラマを観た。エンケンさんと菅田さん、高橋一生さん、金田明夫さん、西田敏行さんと、極悪人から善人までオールマイティにこなす俳優さんが演じる安定感あるコメディ。また、脚本の西荻弓絵さんも演出の木村ひさしさんもコメディをよくわかってらっしゃる布陣だ。1か所も滑らない1時間ドラマ、観ているだけで疲れる程笑ってしまった。
あとがき
上でも書きましたが、遠藤憲一さんと菅田将暉さんのW主役のコントラストが素晴らしいです。シリアスな要素もあって笑いも連続で。井筒昭雄さんのオーケストレーションの荘厳な劇番も、コメディとコントラストが見事。第2話も大いに期待します。
エンドクレジットのmiwaさんの歌う「ストレスフリー」に合わせたダンスも面白かったです。先日放送された『中居正広のミになる図書館』にゲスト出演されていたエンケンさんが、このダンスには相当手こずったとお話されていましたが、完パケ版は見事にちゃんとダンスしていて安心しました。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
民王 (文春文庫)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7320/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/422958828.html でも、TB受付けております。
- 関連記事
-
- ど根性ガエル (第3話・7/25) 感想 (2015/07/26)
- まれ (第102回・7/25) 感想 (2015/07/26)
- 民王 (第1話・7/24) 感想 (2015/07/25)
- 表参道高校合唱部! (第2話・7/24) 感想 (2015/07/25)
- まれ (第101回・7/24) 感想 (2015/07/24)