表参道高校合唱部! (第2話・7/24) 感想

TBS系金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』(公式)
第2話『涙の合唱~真実の翼をください』の感想。
優里亞(吉本実憂)から合唱部を応援すると言われ、戸惑う真琴(芳根京子)。一方、合唱部は存続に必要な部員残り3人が集まらず、部室の閉鎖期限が迫る。真琴は、ある事件をきっかけに周囲から孤立し不登校になった部員の祐(高杉真宙)の存在を知り、彼を復学させようと思い立つ。廉太郎(泉澤祐希)たちはその考えに否定的だが、快人(志尊淳)から、祐のことは大輔(堀井新太)に聞けと助言をもらった真琴は、大輔の元へ向かう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
冒頭の、第1話のあらすじは上手にまとまっていた
第1話のプロローグは見事な仕上がりだった。そして、第2話の冒頭、前回のあらすじの映像も上手にまとまっていた。何せ本作の最大の欠点は盛り込み過ぎなことだ。それが、あらすじの映像によってきちんと整理されていた。それでも冷静に言うと、あらすじでも盛り込み過ぎなのは明らかな内容。さて、第2話はどうなるか?
やはり、第2話もエピソードを盛り込み過ぎ
第2話を観終えての感想は、第1話よりはマシだったが、やはりエピソードが盛り込み過ぎだった。確かに、主人公・真琴(芳根京子)が合唱部のメンバーを集めると言う骨格は残っているが、内容を精査すれば、優里亞(吉本実憂)に関わる快人(志尊淳)と、不登校の祐(高杉真宙)の人物紹介と真琴の家族紹介で終わってる。
いや、むしろ主人公が埋没してしまって、快人の見せ場を多めに挿入した作品に少しシフトチェンジしているようにさえ見えてしまった。大人の事情で快人を演じる志尊淳さんの出番を増やしているのかもしれないが、これは第2話でやるのは、まだまだ早過ぎる。
真琴と祐の入部の話だけに絞り込めば良かった
単純に、真琴と祐の入部の話だけに絞り込めば良かったと思う。脳内で編集したらわかるはず。真琴の合唱部への愛情含めた人物像も深く知ることが出来たし、祐と言う人物の素性も良く解かり、実に連ドラの第2話らしいエピソードに仕上がっていた。
それだけに、なぜ今、快人を使って優里亞にあれだけの尺を割くのだろう。今後の優里亞がどう動くのか知らないが、今描くことではない。今描くべきは、真琴が合唱部のメンバーを集めることだけで良いのだ。なぜ、こんな単純なことをせず、折角の感動ストリーリーを自らぶち壊すのだろう。
合唱部が仲間のために練習に打ち込む姿を描いて欲しい
いろいろ書いたが、それは本作にまだまだ大きな期待をしているからだ。だから最後にもう1つだけ希望を書く。それは、合唱部員を集めることを描けとは書いたが、如何せん合唱部の活動の描写が少な過ぎる。今回だって、練習のシーンはほぼ無しのまま、45分過ぎに「翼をください」に至っている。
それでも十分に感動シーンに仕上がってるのは認めるが、大人気の売れっ子俳優が揃っていて練習シーンの撮影が困難なら無理は言わないが、本作は敢えてそう言う俳優陣でないことが売りだったはず。だったら、合唱部が仲間のために練習に打ち込む姿を描いて、清々しい夏の夜にして欲しいと思う。
あとがき
本作の視聴者は、今回もみんな感動したと思います。私も感動しました。でも、もっと良い作品になることを期待して、今回は気になったことを中心に書きました。もっと真琴を描くべき。もっと練習を描くべき。とにかく優里亞は後出し解決でも良いから、今は合唱部だけを描いて欲しい。第3話に大きく期待します。
【第1話のロケ地情報】
夏目快人(志尊淳)が香川真琴(芳根京子)が痴漢に間違えられた駅のロケ地ですが、エンドクレジットにも「東葉高速鉄道」とあるように、ロケ地は東葉高速鉄道の「北習志野駅」のホーム及び階段でした。現地で確認してきました(写真あり)。
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【これまでの感想】
第1話
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