探偵の探偵 (第2話・7/16) 感想

フジテレビ系『探偵の探偵』(公式)
第2話『狙われる命、暴かれる秘密』の感想。
なお、原作小説:松岡圭祐氏の『探偵の探偵』は未読。
琴葉(川口春奈)は阿比留(ユースケ・サンタマリア)から、玲奈(北川景子)への贈り物だという小箱を託される。盗聴器ではないことを確認した琴葉は、調査中の玲奈に手渡す。だが、その中には居場所を特定して襲うためのGPS発信器が入っていた。それを察した玲奈は、琴葉を帰宅させ、自分は本牧ふ頭で敵を待ち構えるが、ブルドーザーに激突され車ごと海に落とされる。そのころ、日銀総裁の孫娘の誘拐事件が発生して…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
37分経っても、逃げる玲奈と玲奈の過去話だけ
先週観た予告編で主人公・玲奈(北川景子)が無事なのは解かっているのに、31分過ぎまで玲奈の逃亡劇と玲奈の過去の話だけ。主人公周辺は全く進展なし。確かに第1話を見逃している視聴者もいるだろうが、第2話でここまで主人公の言動の動機を描く必要があるとは思えない。普通なら第1話での数分で十分。
なのに、37分を過ぎても玲奈の妹の手紙のナレーションを入れてくる。いつになったら本題に入るのか。いい加減眠たくなってくる。
物語が動き出しても、琴葉が喋ると物語が止まる
やっと物語が動き出したのは、40分直前。謎めいた芯がある女に玲奈を魅せたいのだろうが、ここまで過去を描くのは無駄以外の何物でもない。あとは最終章まで仕舞っておいた方が良い。物語が動いたと言ったって、また世間知らずの琴葉(川口春奈)への説明シーン。琴葉が喋ると物語が急停止。どうにかならないか琴葉の存在。
最後の数分しか必要なところが無い
展開は遅いし、話は暗いし、映像も暗い、その上物語がのろのろ進むから、何を描きたいのかどうかも解かり難い上に、興味を持ちにくくなっている。前半のカースタントは最近のドラマでは頑張ったと思うが、車壊れて喜ぶ視聴者なんて今やいない。終わってみれば、最後の数分しか必要なところが無い。おいおい。
あとがき
これ、主人公が妹を殺した真犯人を探し出すドラマになってませんか。そこにあれこれ脇役を突っ込んで探偵ドラマに見せかけてるだけ。
そして、今回なんてほぼ北川景子さんを見るドラマになってる。第2話でここまで内容が無いのはかなりの問題だと思いますが…
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【これまでの感想】
第1話
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