花咲舞が黙ってない [第2シリーズ] (第2話・7/15) 感想
![花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]](http://blog-imgs-71.fc2.com/d/m/e/dmesen/hanasaki21.jpg)
日テレ系『花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]』(公式)
第2話『恋の予感!!融資回収の裏に隠された支店長の悪事』の感想。
舞(杏)と相馬(上川隆也)は五反田支店で、かつて相馬の部下だった融資課の松木(成宮寛貴)に遭遇。松木は地元スーパーから1億円を回収するよう、支店長の中北(金田明夫)に命じられたが、納得できないと相馬に相談する。資料を見た相馬も、近くに大型チェーンが出店した半年前に、売り上げが一時期落ちてはいるものの、融資を引き上げる対象ではないと分析する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
時代劇風の役者は揃ったのに…
今回のテーマは「貸しはがし」。本作らしい臨店が大活躍できそうなテーマだ。冒頭から悪代官役の支店長の中北(金田明夫)、いじめられ役の平民役にあづみ屋ストア社長の安積尚人(おかやまはじめ)、真面目な青年剣士役に相馬の部下だった融資課の松木(成宮寛貴)と時代劇王道のラインナップ。解かり易くて悪くない。
松木のお陰で、舞と相馬の関係性が明確になった
話自体はじわじわのろのろと引っ張り気味に進んで行くが、上記の3人の役割がとても明瞭に描かれているから、それほど間延びしている印象は無い。
更に、舞(杏)と相馬(上川隆也)まで部下と上司の関係性が明確になった。第1シリーズでは相馬の上司っぷりが中途半端だったから、その点がやっと第2シリーズの第2話で是正されたのは良かった。意外と松木の存在が面白味を生み出したかも…
行き過ぎた正義。盗人猛々しいとはこのことだ
中盤までは何とかいい感じで進んでいたが、肝心の舞と相馬の活躍のくだりでボロが出た。相馬は後出しの台詞で「上の許可はとってあります」と視聴者を説得させたつもりだろうが、勧善懲悪のストーリーが見所なのに、不正行為で不正を暴くとは本末転倒。
時代劇なら仲間の忍びの者が侵入して証拠を奪うのはお約束だが、本作の主人公が自ら盗人まがいなことをやって悪を退治するのは、完全にやり過ぎ。支店長を正義感で追い詰めるのも少々パターン気味。正義が行き過ぎた勧善懲悪モノに魅力は薄いと思うが…
あとがき
舞の啖呵を切るシーンを創出するがために、ついに臨店が犯罪まがいなことまでやったらダメでしょ。本作が勧善懲悪で楽しませたいなら、行き過ぎた正義を描いても、視聴者はちっともスッキリしない。次回で見極めかな?
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【これまでの感想】
第1話
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