エイジハラスメント (第1話 初回15分拡大・7/9) 感想

テレ朝系『エイジハラスメント』(公式)
第1話・初回15分拡大『五寸釘ぶちこむぞ!!パワハラ上司vs総務の女王』の感想。
なお、原作小説:内館牧子氏の『エイジハラスメント』は未読。
商社に入社した英美里(武井咲)は希望とは異なる総務部に配属される。そこは部長の高山(竹中直人)を中心にパワハラなどが横行する旧体質の職場で、英美里は雑用ばかりの仕事に不満を抱きつつも、真面目に取り組んでいた。その一方、英美里は若さと美貌から、男性社員たちには特別扱いされ、女性社員たちには嫉妬される‘エイジハラスメント’を受ける。課長の百合子(稲森いずみ)は英美里に、周りに合わせるよう忠告する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
体裁は平成27年風だけど、中身はちょっと古臭い
舞台が似ているせいもあって、ベースは時代遅れの『ショムニ』を活用して、最近流行の啖呵を切る主人公で物語を作ろうと思ったけど、さて正義感キャラにするか自己チューキャラにするかでは既視感ありありだから、世間知らずで我の強いゆとり世代の新入社員にしてみるかって感じだろうか。
表面的、台詞的には「ハラスメント」と言う平成27年っぽさを出しているのは悪くないが、一流企業らしさや総務部なんかの取り扱いも基本的に平成27年らしさは感じない古めかしさ。まあ、本作が世間でよく言う「○○ハラ」を連呼する架空の企業ファンタジーとして観れば、何とか観られるってレベルだろうか。
主人公の対立構造が多過ぎて、物語が散漫
そんな視点で最後まで観た印象だが、大人の事情で英美里(武井咲)推しをしなければならないのかどうか知らないが、英美里の出番を増やしたいのか、英美里の敵が多過ぎる。主人公の対立構造が多過ぎて、物語が散漫な印象になり、その結果、記憶に残るのは生意気な新人社員ってだけなのが、大きく期待ハズレだった。
延長した分、展開を早くすべきだったのでは?
それに、百合子(稲森いずみ)から「お茶出し」云々の台詞が出て、英美里を直接対峙するのが40分近くと言うのは、全体の構成としては展開が遅過ぎる。昨日の『HEAT』もそうだが、延長するならその分展開を早くしないと、どんどん後半に間延び感を感じてしまうもの。取り敢えず、1時間枠になるまで様子見としよう。
あとがき
『年齢差別=エイジハラスメント』に敢然と立ち向かう孤高のヒロインが活躍するドラマには間違いありませんでした。でも、全体の雰囲気は古臭いし、現実味も薄い。そもそも主演俳優が苦手なので、第2話で継続視聴か決めようかな。もしかしたら、第2話の感想記事がなければそう言うことってことです。
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