リスクの神様 (第1話 初回15分拡大・7/8) 感想

フジテレビ系『リスクの神様』(公式)
第1話・初回15分拡大『危機こそチャンス…現れた謎の救世主!』の感想。
米国の大企業や政府関連の危機管理に携わって数々のトラブルを解決し、業界内で‘the God of risk(リスクの神様)’と呼ばれる危機管理専門家・西行寺(堤真一)が、日本最大商社「サンライズ物産」の危機対策室長に就任する。一方、同社電機部門担当のかおり(戸田恵梨香)は、次世代型バッテリーを電機メーカーと共同開発し、立ち上げた新会社では若くして商品開発担当役員に抜てきされた。ところが、そのバッテリーを搭載した家電製品に欠陥が見つかり、リコール問題に巻き込まれたかおりは…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
初回だから説明や台詞が多いのと、演出が少し古臭い
“the God of risk”(リスクの神様)と噂された伝説の危機管理専門家・西行寺(堤真一)と、役員から危機管理部門に煮え湯を飲まされ配属されたかおり(戸田恵梨香)の活躍を描くようだ。
初回と言うことで初期設定の説明が多かったのと、これは内容が内容だけに止むを得ない部分だが説明的な台詞が多いのが少々難ありって感じだ。それに、所々の演出上の表現が古臭いのもちょっと気になった。
テーマの新鮮さ、個性的なキャラ、論理的な構成がいい
しかし、その他はなかなか良かった。まず、危機管理と言うテーマの新鮮さ。そして、各登場人物たちの設定も自然だし、全体の構成もかなり理論的に作られていて、1話で扱う事件を1つに絞り込んだり、メインで動くキャラを西行寺とかおる、それに生島社長(風間トオル)に集中させたのも悪くなかった。
説明が終わった第2話に期待したい
脚本は、『死神くん』を手掛けた橋本裕志氏。きっと今後はもう少し登場人物たちの心情を深く掘り下げて書いてくれることを期待したい。そして、堤真一さんの存在感が半端ない。正義の味方も悪役もコメディも難なく熟す堤さんのこれからの活躍も見逃せない。説明の終わった第2話に期待したい。
あとがき
全体のトーンはちょっと古臭い感じもしないではありませんが、危機管理と言うテーマの新鮮さとベタな企業ドラマが上手く融合したら、かなり面白くなる可能性はあると思います。原作が無いのですから、思い切り連ドラの楽しさを魅せて欲しいと思います。
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