ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは出来れば本家blogへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

花咲舞が黙ってない [第2シリーズ] (第1話 初回10分拡大版・7/8) 感想

花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]

日テレ系『花咲舞が黙ってない [第2シリーズ]』公式
第1話・初回10分拡大『お言葉を返すようですが!痛快ヒロイン、復活!!』の感想。


東京第一銀行臨店班の舞(杏)と相馬(上川隆也)が、コンビを組んで1年余り。‘天敵’の真藤(生瀬勝久)は、常務取締役に昇進していた。ある日、舞たちは日本橋支店へ向かう。投資信託を解約し損失を出した中小企業社長・諸角(佐藤B作)が、購入時に渉外課の有里(片瀬那奈)から「元本は保証する」と説明されていたため、訴訟を起こすと言っているという。それに対し、有里は諸角の証言を否定、支店長の橋爪(寺脇康文)も言い掛かりだと相手にしない。舞は、有里の冷静過ぎる態度に違和感を抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前作の3つの問題点

続編を作る気満々で終わった前作を受けて、第2シリーズが始まった。前作は、主人公・舞(杏)の正義感がただ空回りすることが多く、舞を目立たせるだけの構成で勧善懲悪も構図が甘く、そして、架空の銀行の話とは言え、現実離れした事件や問題とその解決方法が気になった全10話だった。

2つの問題点は、何とか改善された

さて、今作はどうだろう。前作との違いは。まず、相馬(上川隆也)がきちんと舞の上司として機能しているし、冷静さが増した。お蔭で前作の「強引に舞を全面に押し出す」雰囲気が和らぎ、「ただ舞の性格で暴走している」ように見えたのは悪くないと言って良いかもしれない。

そして、もう1つは、橋爪支店長(寺脇康文)と言う悪役を設定したことで、勧善懲悪の構図が明確になった。前作では、舞が勝手にイラついて単独行動に突っ走った印象が強かったが、勧善懲悪が見えれば、少しは舞の正当性が見える。これも悪いとは思わない。

肝心の現実離れした事件や問題解決方法は変化なし

ただ、第2シリーズで良いと思ったのは、上記の2点だけ。前作で最も気になっていた、架空の銀行の話とは言え、現実離れした事件や問題とその解決方法は全く変わっていなかったのが残念で仕方ない。

特に、お約束の舞が単独行動して事件を解決していく後半のくだりが頂けなかった。大した証拠も無いのに、行員たちが次々と証言したり、重箱の隅を突くのも面倒な程に雑な仕上がり。そして全編に漂うマンネリ感とネタ切れ感。折角、続編を作るなら、もっと工夫すべきだった。初回の延長も無意味に終わったのは、言うまでもない。

あとがき

最初から期待はしていなかったのですが、ここまで前作のダメだった部分を改善せずに再開したのは、手抜きと言っても良いくらい。マンネリ感も半端ないですし。第1話だから力が入ったと思って、第2話から大幅な巻き返しを期待します。でなければ、離脱もあり得るかも…

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


     

★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
花咲舞が黙ってない (上): KISS (講談社コミックスキス)
花咲舞が黙ってない オリジナル・サウンドトラック
花咲舞が黙ってない Blu-ray BOX
花咲舞が黙ってない DVD-BOX


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/7244/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/422040698.html でも、TB受付けております。

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

花咲舞が黙ってない 第2シリーズ「お言葉を返すようですが!痛快ヒロイン、復活!!」

水戸黄門を筆頭とした時代劇と同じで、やはり痛快モノはワンパターンでも、スッキリするので溜飲が下がりますね。これぞ、銀行舞台の痛快現代劇?!今回は、こと他人の理不尽となると、正義感の沸点が低く、暴走気味だった舞(杏)を、上司の相馬(上川隆也)が、手綱を引きつつ、ちゃんと見せ場があるのがヨイかな?このコンビは、「食べ歩き好き」な共通項も含めて、目の保養も加わり、いい塩梅の安定感。それと、宿敵・真...

花咲舞が黙ってない #01

『お言葉を返すようですが!痛快ヒロイン、復活!!』

花咲舞が黙ってない2 第1話

東京第一銀行本部・臨店班の花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)が、全国の支店で起こる問題を解決し始めて1年余りが過ぎました。 2人の天敵とも言える真藤毅(生瀬勝久)は常務取締役に昇進して、次期頭取候補としてますます銀行内での勢力を強めていました。 臨店って何だろうと思っていたら、支店で起きた問題を解決するのが仕事なんですね。 舞は臨店でやって来た支店で、拾った通帳とハンコで...

花咲舞が黙ってない(2) 第1話

「お言葉を返すようですが!痛快ヒロイン、復活!!」 内容 東京第一銀行本部臨店班の花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)は、 全国各地の支店で、様々な問題を解決、指導を続けていた。 その日も、事件を未然に防ぎ、美味しいモノを食べて一息つきたかったが、 芝崎太一(...

花咲舞が黙ってない (2)

花咲舞が黙ってない 第2シリーズ 水曜 22:00 日本テレビ 2015年7月8日~ [キャスト] 杏 上川隆也 塚地武雅 成宮寛貴 榎木孝明 石橋凌 甲本雅裕 大杉漣 生瀬勝久 ほか [スタッフ] 原作:池井戸 潤「不祥事」(実業之日本社・講談社文庫) 脚本:松田裕子、梅田みか、横田理恵 演出:南雲聖一、佐久...

花咲舞が黙ってない2期第1話(7.8)

池井戸潤原作だそうですが、原作未読 昨年春に放送された作品の続編。 花咲舞@杏と相馬健@上川隆也、銀行の臨店班のコンビの活躍を描くストーリー 初回は、業績NO.1の支店に投資信託で損した社長@佐藤B作が訴える事態が勃発、 臨店班が調査に入ったところ 元本保証すると聞いたとする社長、そんな話はしてないとする女行員@片瀬那奈で話は平行線、 だが次第に臨店班は橋爪支店長@寺脇康文の横暴ぶりに気づい...

「花咲舞が黙ってない」またまた黙っている訳に行きません1傲慢な支店長の前で何も言えない行員たちに花咲舞はお言葉を返し行員たちに勇気を与え支店長の悪事を白昼に晒した

「花咲舞が黙ってない」Season2第1話は前回から1年後となる東京第一銀行本部・臨店班を舞台に相馬と花咲舞のコンビが様々な問題に対して解決して行くストーリーである。前回から1 ...

「花咲舞が黙ってない!(2)」1 ☆☆☆☆

え、この2人そういう仲? 前作からいままででデキちゃった? と思う人がいても不思議じゃないよねー出張先の男女が湯上り姿で旅館にいたら。まさか食い道楽だけで団結していると ...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: