金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「THE LAST COP/ラストコップ」日テレ×Hulu共同製作 (2015/6/19) 感想

日テレ系金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画『THE LAST COP/ラストコップ』日テレ×Hulu共同製作(公式)
『30年の昏睡から突如目覚めた昭和の刑事・京極(唐沢寿明)。イマドキ草食系男子・亮太(窪田正孝)とバディを組み、現代で大暴走!派手なアクション&コメディそして涙も』の感想。
なお、オリジナル作品等は未見。
捜査中の爆発事故で30年の昏睡状態から、突如目覚めて復職した刑事・京極浩介(唐沢寿明)。だが時代とズレまくった京極の「昭和のノリ」は、バディを組むイマドキ草食系男子の亮太(窪田正孝)を翻弄させまくる。そして妻・加奈子(和久井映見)は後輩・鈴木(宮川一朗太)と再婚、娘・結衣(佐々木希)は京極を父だと認識していない…。京極が失われた30年を嘆く間もなく、凶悪なテロ事件が予告され、街は震撼、パニックに!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ドイツを始め人気シリーズらしい
原作「DER LETZTE BULLE(英題:THE LAST COP )」は、2010年にドイツで放送開始以後け、2013年までにシーズン5まで制作。フランス、ロシア・ウクライナでもリメイク版が制作されているらしい。
2世代で楽しめると言う設定は面白い
流石に設定は実に面白いし、万国共通に理解できるし、1つの番組で2つの世代が楽しめる点も視聴率アップ的によろしい。タイムスリップモノとはちがって、朱印稿だけが昭和の思考回路ってだけだから、時代設定づくりに製作費もかからないから、その分アクションや爆破に予算がつぎ込める。何とも考えつくされたプロットだろう。
唐沢さんと窪田さんのバディが最高。
さて、ドラマとしては、唐沢寿明さんと窪田正孝さんの斬新な世代間ギャップのバディが予想通りに大活躍。京極浩介(唐沢寿明)が昏睡状態だった30年間に、妻・加奈子(和久井映見)の周辺が激変しているって味付けが良い。と言うか、これが無ければ単なる昭和男と今風男の刑事ドラマだから、むしろ、元妻関連が見所になる。
突っ込み所と言うか、脚本や演出の詰めが甘過ぎる
演者たちのノリや映像の安っぽさや編集の雑加減とか演出の温さとか、どこかで観たような…と思ったら、1980年代中頃にフジテレビで放送されていた『月曜ドラマランド』のライトなタッチ。これはこれで良いと思うが、流石に2時間は長い。話の展開が遅すぎて少し飽きてしまった。1時間枠だと丁度良いかもしれない。
あとがき
唐沢寿明さんと窪田正孝さんのバディ、ホント息がピッタリで互いの良さを引き出しつつ、ドラマの面白さも引き立ててくれました。
ただ、昭和世代の私が1つ気になったは、京極が言う「冗談じゃないよ」のイントネーション。出典は、『オレたちひょうきん族』等でビートたけしさん演じる『鬼瓦権造』の定番ギャグですが、明らかに語尾のイントネーションが違う。そこばかり気になってしまいました。
最後に、製作費ねん出のためになのか日テレとHuluの共同制作で、今後はHuluで有料配信されるそうですが、お金を払ってまで見る価値があるかと言うとどうかな。因みに地上波放送だったら、間違いなくチェックしますけど。
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